Curtain raiseの話。まだ、遅くない。
今回初めて逢田梨香子さんに関する記事を書きます。
僕がこの記事で伝えたいことは、アーティスト逢田梨香子さんが生んでくれた1stアルバム「Curtain raise」の魅力です。もっと言えば、「アーティスト《逢田梨香子》」の魅力です。
正直この記事書こうか迷ってました。
逢田梨香子さんの曲本当に良いからどうにかしていろんな人に広めたい…
でも自分がそんなことしていいのか…最前線で応援してる方余所目に出しゃばっていいものか…
なんて思ってたんですが、聴けば聴くほど好きになるものをそのままにするのは自分の性に合わない。
知ってほしい。聴いてほしいという気持ちにはやはり勝てない。
そう思い、この記事を書く運びとなりました。
100%は伝えられません。
ですが、ここからが導きになり、100%を作ってもらえれば…と思っています。
"アーティスト逢田梨香子"について
では。
今、この記事を読んでいるあなたへ。
逢田梨香子さんの楽曲CDは手元にありますか?
音源はありますか?
1度楽曲を全て聴いたことはありますか?
収録曲の中で1曲でも聴いたことはありますか?
この4つどれにも該当しなかったあなた。
人生の99.9%損をしている!!
その99.9%を補填するものが、逢田梨香子さんの1stアルバム「Curatin raise」…
いや。
というより逢田梨香子さんの曲を聴いて!!
※逢田梨香子さんとは誰?というところは割愛します。
元々僕自身、逢田梨香子さんの歌声にとても興味を持っていたんですよね。
というか、惹かれるものがめちゃくちゃあったんです。
桜内梨子役としてAqoursで歌っているときの歌声を聴いた時「もし梨香子さんがアーティストデビューしたら絶対好きになるだろうなぁ……」
と、なんとなく浮かべていたものがあったんです。
力強さの中にある優しさと温かさ…と言えばいいんでしょうか。
うまく言葉にできないのがもどかしいんですけど、
そしてその先に生まれたORDINARY LOVE。
望んでいた世界そのものでした。
ゆっくりとしたメロディに温かい声と優しいメロディ。
僕の好きな音楽そのものだ…と。
いや、お前の好きな音楽なぞ知らんと言われたらそこまでですが。
いつか目の前で披露してくれる瞬間に立ち会ってみたい。
これは1度でいいから生で聴きたい。
絶対もっと好きになれる。
間違いなく好きになる。
それを証明してくれた2019年8月8日のバースデーライブでした。
初めて生で聴いたORDINARY LOVE。
もう涙が止まらないなんて話じゃないくらい受け取ったものが大きすぎました。
曲が良いし歌声もいいのに、歌っているときの表情や仕草、衣装。
ライブだからこそ魅せられる照明での演出。
元々好きだった曲がさらに好きになる瞬間。
それってすごく幸せなことだと思いません?
そんな幸せな瞬間に出会えたことが本当に嬉しかったし、何より逢田梨香子さんの音楽に出会えてよかったと心から思える8月8日でした。
それからCurtain raiseの発売が決まり、手元に届くのをずっと心待ちにしていました。
Curtain raiseは選べない
そして発売日に購入したCurtain raise。
初めて聴いてから、何度も何度も聴いてから出てくる感想が一つにしかならない。
まずはこの動画を見てください。
— いおりん໒꒱· ゚ (@MetroMorningWay) 2020年7月13日
選べない。その理由はたくさんあるんです。
楽曲。雰囲気。セットリストの配置。
1曲1曲を軽くですが解説していきます。
①Curtain raise
1曲目インストという時点で「これは良い」が決まったものでしたね。
静寂からゆっくりとこみ上げてくるボルテージ。でも爆発させるほどじゃない。
本当に沸々と上げていくこの感じ…すっごく良いんです。
②Mirror Mirror
Curtain raiseから一気に上げるかと思いきや違う攻め方。ダークな雰囲気。
この時点で、今まで見たことない逢田梨香子さんであり、アーティストだから魅せられるものを垣間見えることができたんですよね。
間奏のギターソロがとにかくカッコいい…これはもうカッコいいに尽きる…
好きな歌詞
「強くあれと 泣くなよと 君を縛る呪いを 解きましょう ひとつ残らず嘘だけ」
③for…
Mirror Mirrorのダークっぽい雰囲気に疾走感を足した、カッコよさ全開のナンバー。
MVから漂う強さが楽曲のイメージをより固いものにしてるようにも感じました。
好きな歌詞
「広い世界の中で 君と出逢えた 運命も意味がある」
④Lotus
これまでの3曲から少し雰囲気を変えてきて、Curtain raiseに似たような静寂もあるけど、透き通ったような…透明さのある1曲。
サビで明るくなるのもLotusの魅力の1つですね。
ですが、この楽曲の最たる特徴は「作詞:逢田梨香子」であるところ。
梨香子さんがどんな思いを込めたのか、どんな歌詞を綴っているのかを伺える至高の1曲です。
好きな歌詞
「終わりあるからこそきっと愛しくて でもね、何故か時にそれを忘れてしまう」
⑤REMAINED
ローテンポでゆったりとした雰囲気であり、歌詞から漂う切ないラブソング。
こんな曲欲しかったなぁ!が5曲目に飛んできて心臓が止まりかけた…
この曲を歌う時どんな衣装なんだろう…どんな表情で歌ってくれるんだろう…
というライブ演出の妄想が無限に止まらない。
好きな歌詞
「幸せな時間は 鮮やかなほど胸を刺すの」
⑥光と雨
折り返し近くになり、しっとりとした大人な雰囲気のある曲。
雨の季節…特にしとしと雨だったり晴れ間の中降り注ぐ雨の天気にピッタリかもしれないですね。
雨だから暗い雰囲気というわけでもない。気分を下げるというより落ち着かせる。
雨というより、これもちょっとしたラブソングなのかな。
コーヒーでも飲みながら聴いたらいい感じかも。
好きな歌詞
「大丈夫 もしまた逢えたとしても 私はこの道を選ぶ」
⑦ME
言ってしまえば「Curtain raise第1幕の区切り」
これまでの道のりや、今こうしていること。
それこそ、その場所まで辿り着いた逢田梨香子さんの気持ちを考えながら聴くのが一番かも。
メロディも歌詞を邪魔しないくらいのゆっくりさだからこそ、集中して聴き込める。
好きな歌詞
「本当は怖いけど 前を向いていたいから今日も歩み出すだけ」
⑧FUTURE LINE
MEが第1章の区切りだったら、これは「Curtain raise第2幕の始まり」
これは朝聴くのが最高ですね。1日の始まりにぴったりのナンバー。
明るさが強いからこそ元気にもなれるし、メロディに乗せてくる歌詞も前向きになれるような言葉ばかり。
とにかくMVが何ですかこれはってくらい可愛いし美しい。
好きな歌詞
「ここから叶えたい夢を 数えながら踏み出そう」
⑨Dearly
どれも選べないと言っていましたが、気が付けば1番聴いてる回数多い曲がこれだったんです。
とにかくメロディが素敵すぎる。歌詞が素敵すぎる。
FUTURE LINEの次に持ってくるのが天才の所業すぎる。
この曲に関しては、どこが好きとかどう良いとか決められないです。
もう「全部良い」
強いて挙げるなら2番サビから落ちサビまでの間奏かな…それはCDを買ってフルで聴かなきゃわからない!
好きな歌詞
「ありがとうを伝えたい 今ここから」
⑩ステラノヒカリ
とにかく可愛いの!!
開始10秒が可愛いの!!
オタクは早く聴いて可愛さで死んでくれ!!
好きな歌詞
「君がくれた輝きで 私は光り続ける」
⑪Tiered
第2幕から明るい雰囲気の曲が続いてきたところで、原点に戻ったかのようにクールさが返ってくる。
でも、クールさの中にある透き通った雰囲気はここにしかないもの。
相変わらずあるカッコよさと力強さ。それでも滲まない透き通った歌声。
それこそが逢田梨香子さんの真骨頂なのかもしれない。
好きな歌詞
「この時間だけは独り占め 思い出になるまでずっと独り占め」
⑫ORDINARY LOVE
フィナーレを原点で飾る。
こんな素敵な形の締め方があるだろうか。
いや。たくさんあるんだと思う。でも、これまでのCurtain raiseの世界を繰り広げてきて、最後にORDINARY LOVEで締めるのはあまりにも綺麗すぎる。
僕は、ORDINARY LOVEが好きすぎて川柳少女を全巻買って読みました。
読む前にひたすら9巻を勧められました。確かに9巻の力はこの曲があるから爆発した。
でも、ORDINARY LOVEは1巻からずっと読んできて9巻を踏まえた先の物語でとんでもないものに化ける。と、僕は思っています。
ORDINARY LOVEこそが、逢田梨香子さんの伝えたかったメッセージであり、1番伝えたいことが詰まっているから最後にしたのかな。なんて考えてます。
好きな歌詞
「ありきたりな日常の中で あなたとなら らしくいれる」
いかがでしょうか。
所詮オタクの語彙力皆無な感想でしかないですけど、とにかく1曲1曲の色が濃くて強い。
百聞は一見に如かずということで、試聴でとりあえず全て聴いてみてください。
僕の楽曲解説で少しは言いたいことが分かってもらえるはずです。
まだ、遅くない
Curtain raiseを引っ提げたツアーを今か今かと待ち遠しい今日この頃。
振替公演も決まり、グッズも販売され、着々とその時は近づいています。
でも…
僕、チケット持ってないんです!!
Curtain raiseの魅力に気づいた時が遅すぎたから!!
先に述べたように、ORDINARY LOVEが証明してくれたからこそ、僕は逢田梨香子さんの楽曲を本気で好きになれた。そして応援したい。
でも、ライブツアーに行こう!という段階じゃなかった。聴き込んでいなかった。
とにかくそれが悔しくて情けない話なんです。
でも新型コロナウイルスの影響で公演は延期となり、日程は延びましたが幸いにも「準備期間」をいただくことができました。
きっと何もなく順当に開催していたら、Curtain raiseの初披露をこの目で見ることはできなかった。
もしかしたら、その場が最初で最後の披露楽曲なんてあるかもしれない。
ある意味、救われました。
でも、逢田梨香子さんを支えとし、応援し続けているファンからしたらずっと待っていたはず。
その救われた分、これから足りないものをたくさん足していきたい。
きっと何かしらの形で行けるかもしれない。
希望は捨ててません。
僕は絶対ライブツアーに行きます。
行かないと気付けないことがたくさんある。
きっとCurtain raiseをもっと好きになる。いや、間違いなくなれる。
そう確信があるからこそ、行きたいんですよね。
そして、まだ遅くないのは僕ではありません。
これを読んでいる冒頭4つの質問に該当しなかったあなたもです。
この記事を書こうと決めた理由は、この救われた存在が僕だけであってほしくないから。
いや、きっと僕以外にもいるはず。
それでも、もっと救われる存在はいていいはず。
今からでも遅くない。逢田梨香子さんのアーティストとして魅せる世界に飛び込んだら、きっと抜け出せなくなる。そして「ライブに行きたい」ってきっと思えるはず。
サブスク等々で配信されているか分かりませんが、もし配信されていなかったら是非アルバムを買ってほしい。
逢田梨香子さんが作り出した「形」を受け取ってほしい。
もしかしたら振替公演に向けてのチケット先行があるかもしれない。
いや、無かったとしても、逢田梨香子さんのライブツアーは1stが最初で最後ではない。
そう信じている。
だから、遅くはない。
今からでも、逢田梨香子さんの音楽に触れてみてほしい。
きっと気付けるはず。
あの方が「どれだけ凄い方なのか」が。