僕の"いちばん好きな場所"

ツイート20個分。感情の記録装置。時に発信装置。

"未来、過去、今"が一つになる時間~ラブライブ!フェスに向けて~

 

f:id:MetroMorningWay:20200105174043j:plain

ラブライブ!に出会ってから6年が経とうとしてる今、僕にとって「最高」以外の何にも代えられない時間が待っている。

こんな時間が来てほしいな…何度も妄想語りをしてきたようなことが現実になる。

夢見た瞬間がやってくる。

 

ということで、これを機に僕のラブライブ!の始まりと今まで。フェスへの意気込みを思うがままにぶつけていきます。

 

過去何回かブログやTwitterで話したことのある内容もありますが、今まで読んだことある人や知ってる人は「あ~また話してるよこいつ朝飯食ったの忘れた老人か?」程度で見てもらって構わないですし、初めて読んでくださる方は是非これを機に私という一人のラブライブ!愛する人間の話を拝読していただけたらと思います。

 

まとまりの無い文で100%自分語りですが、僕の6年間のラブライブ!人生がこの記事に詰まっています。

 

 

ラブライブ!の始まり・µ'sとの出会い》

僕がラブライブ!に触れたのは6年前の2014年1月。

何がきっかけだったかと言えば、友人から勧められた「スクフェス」だった。

正直その頃アニメへの興味は皆無に等しいもので、寧ろ距離を置いてたくらい。東京に引っ越した2013年3月から1年間で秋葉原に行ったことがあるのは1回。自分とは最早”無縁”といってもいいくらいのコンテンツだった。

「面白いからやってみなー」って一言から画面を起動して、名前も顔も知らないキャラクターばかり。

音楽に合わせてアイコンをタップするだけという説明を基に初めてプレイ。

その時触れた初めてのラブライブ!楽曲。それは「僕らのLIVE 君とのLIFE」だった。

 

…ふ~ん。

 

初見の感想。

そこまでの感情を抱かなかった。

何が面白いんだろう。タップするだけじゃん。

今どきのアニメってこういう曲なんだ…。

当時の自分をぶん殴りたいくらいの適当な感想だけど、あの時最初に抱いた感覚はこれくらいとてつもない薄っぺらいものだった。

そんな自分に雷を叩き落すような衝撃を与えた楽曲がその次にプレイした「友情ノーチェンジ」

この1曲が僕をラブライブ!の世界へ一気に引きずり込んだ決定打になった。

全身に電流が流れるかのような衝撃は今でもはっきり覚える。

とにかくメロディが僕好みすぎたこと。歌詞よりもメロディに惹かれた。当時歌詞をじっくり考えるって習慣がなかったから、ほぼ直感みたいなもので音楽に触れていた。それから聴いたスノハレや夏色も好きになっていったのは「音楽」だった。

 

友情ノーチェンジでラブライブ!の熱が一気に加速したけど、その当時アニメ放送をやっているということを知らなかった。いや、知ってはいたけどアニメを見るまでに達していなかった。探求心から見てみようという気にもならなかったし、曲を聴くだけでも十分だよなーってくらい。YouTubeでPVを見て満足だとか…だから僕が好きだったのはラブライブ!の「音楽」という側面だけだった。それで満足していたしそれ以上を求める気も正直なかったからだ。

けど、そんな自分にまさかの展開が起こった。それが2014年3月の話。2期放送の1か月前。

ある日、自室のPCで好きなロックバンドのライブ映像を見ようとニコ動を開いてURLをクリックしようとした。そしたらどんな間違いか僕がクリックした先は「ラブライブ!1期一挙放送」のページだった。すぐさま戻そうとしたけど、ラブライブ!の曲の魅力は知っていたし、せっかくだからアニメを見てみるのもいいかな…と興味本位でそのまま一挙放送を見始めた。

その自分が見ていた放送回が8話「やりたいことは」

しかもぼららら開始直前のこのシーン

f:id:MetroMorningWay:20200105182116p:image

アニメを見ていて「あ!これPVで観たことある!」とそこからアニメの世界に一気に引き込まれ、1期でリメイクされたぼらららに夢中になってた。てっきりそれが1話だとばかり思っていたら8話だと知り、急いで1話から見始めた。

気が付いたら全話見終えてた。

 

誰かを救い、誰かを誘い、誰かを支え、誰かを導く。

一人が誰かへ。誰かからみんなへ。

 

ラブライブ!の「アニメ」という新しい側面に触れたおかげで、2期のリアタイ放送に間に合ったし、 初めてテレビでラブライブ!の物語を見たときはとてつもない興奮だった。1話の始まりの朝から「それは僕たちの奇跡」を初めて見た瞬間のことは今でもはっきり覚えている。

 

 

ラブライブ!の放送期間の3か月は本当にあっという間だった。 

え、ラブライブ!めっちゃ面白いじゃん!なんでこんな素敵な作品にもっと早く出会わなかったんだろう!

って後悔の気持ちがなかったといえば嘘になる。それでも僕はこの作品に出会えてよかったと思えたことがそれまでたくさんあって、その先もたくさん気づくことになる。

 

ラブライブ!をきっかけにTwitterを始めて、ラブライブ!が好きな人と繋がりを増やしていった。

ネットで知り合った人と実際に会うという行為は、初めの頃恐怖でしかなかった。文面だけで言葉を交わしている人と果たしてコミュニケーションを取れるんだろうか。

不安もあったけど、思い切って挑戦してみたら、自分と気が合う人は思った以上にたくさんいた。寧ろラブライブ!を知り始めたばかりの自分を歓迎してくれた。

僕がラブライブ!を通じて初めて出会った人は、µ's1stにも行ってて、コミケ版ぼらららを3枚も持っている所謂古参勢。そんな人を前に半年もファンじゃない自分は対等にいられるのか…そんな不安もあったけど、その人が言ってくれた

「今ラブライブ!が好きって気持ちが大事。昔こんなことしたとか関係ないしそれは過去なだけ。」

って言ってくれたのを今でも鮮明に覚えている。

だから自分の後悔はただの杞憂だった。大事なのは今であって過去は取り戻せない。

そんな大切なようで実は当たり前の言葉をラブライブ!を黎明期から追いかけている人から言われたことにものすごい説得力を感じ、改めてラブライブ!との出会いやラブライブ!から生まれた出会いに感謝した。

楽しい時間は僕が思っていた以上にラブライブ!の中にたくさんあった。

それは自分だけじゃ生まれない「分かち合う」時間。お互いの思うことやイベントの感想。聖地巡礼に一緒に行く。ラブライブ!というたった一つの作品が紡いできた絆や思い出は1年も経たないうちに大きなものへと成長した。そして僕自身ラブライブ!に対する見方もいろいろ変わった。

 

 

それからいろんな場所でいろんな繋がりを増やし、自分の熱をどんどん溜め込んで迎えた2015年1月31日。

僕にとって初めてのµ's。

初めてラブライブ!のライブに飛び込んだ。

5thライブは1人での参加だった。一人でも思いっきり楽しんでやろうと決めていたし何も恐れているものなどなかった。

たくさん曲も聴き込んだ。

コールもバッチリ。準備はこれで良いはずだ。

それでも当日を迎えてもまだ実感というものが湧かなくて、µ'sに会えるんだよね?会えるんだよね?ってワクワク感というよりも本当にµ'sに会えるの?画面の向こうだった存在なのに?という疑問や不確かなものがずっと過っていた。

そんな自分にいよいよライブが始まるんだな…という感覚が襲ってきたのは会場に入った直後…

 

広がる9色のサイリウムの景色を見た瞬間だった。

 

ここにいる数万の人たちはみんなµ'sに会いたくてここに来て、それぞれ好きな推しがいる。

と、当たり前のことかもしれないが、そんな当たり前を目の前に突き付けられた時だった。

自分の興奮と緊張のボルテージはマックスに達していてメーターを振り切るくらいだった。もうそろそろだ。いよいよだ。

そして暗転して初めて大画面・大音響で流れる「始まりの朝」そしてステージに現れるµ's。

 

1曲目の「それは僕たちの奇跡

 

人生で初めてライブで涙を流した。

それもポロっと一滴じゃない。大号泣というくらいに泣いた。

 

目の前にµ'sがいる。本物だよね? 

何度も目の前の現実を疑っては喜びが倍増し、気が付いたら涙が止まらなくなっていた。

たくさんライブに行ってきて、いろんなアーティストの音楽に触れてきたけど、初めて参加したライブの1曲目で泣いたのは初めて…寧ろライブで感動して泣くということ自体初めての経験だった。

泣いたり笑ったりはしゃいだり、自分の中でもまとまらない感情が渦巻いていて、それでも全力でコールをした。サイリウムを振りまくった。ライブを思いっきり楽しんだ。

めっちゃくちゃ「楽しかった」。どんな言葉で纏めれば良いんだろう…ってくらいで…それでもこの一言に全てが詰まっている。初めてのラブライブ!のライブは、とにかく楽しかった。

 

 

5thを機に僕のラブライブ!に対する熱は今までにないくらいヒートアップして、これからファンミーティングも始まる。たくさんµ'sに会える時が来る。劇場版もある。まだまだ楽しみはたくさん待っている!

 

そんな期待や希望を前に、自分の未来を真っ暗にしたのは「社会人になること」だった。

metromorningway.hatenablog.com

過去の記事で一部振り返っているが、 シフト勤務で休みは不定期。新入社員だから当然有給は使えない。

Twitterで知り合いがイベントを楽しんでいる様子をただただ羨ましがりながら仕事を覚えるだけの日々。正直「地獄」以外のなにものでも無かった。

毎日転職サイトを閲覧しては自分のシフトを確認する。

自分の大好きなµ'sに会える時間をどんどん奪われるなら今から道を変えたほうがいいんじゃないか。入社して2か月か3か月は悩みが絶えなかった。

 

そんな時、僕を救ってくれたのは他でもない。ラブライブ!だった。「歌」だった。

 

【たまにはゆっくり君のペースで やりたいことたち見つけてごらん その後がんばれ! 全力でね(がんばろうよ)】

(どんなときもずっと - µ's)

 

夢を見つけたのはそのあとだった。

やりたいこと…そうだ。これだ。これに向かって走りだそう。

µ'sに会える時間は減るかもしれないけど、頑張って頑張って会いに行こう。

向かい風しか吹かず下を見ることしかできない人生が、前向きになる追い風に変わったのは「どんなときもずっと」を聴いた時。そして…

 

【さあ夢を抱きしめたら上を向いて 君の世界が大きく変わるよ】

(それは僕たちの奇跡 - µ's)

 

初めて自分が生で聴いた曲。僕にとって大切な「それは僕たちの奇跡」 がとってもとっても大切な曲になった。

【最後まで駆け抜けるよ!】

あの曲がスタートの号砲となり、僕の夢を追いかける「僕の新しいラブライブ!」はその時始まった。

自由な時間や楽しい時間は圧倒的に減ったけど、それでもいろんなイベントや会える時は全力で楽しんで、自分の頑張るときは頑張ってきた。もしラブライブ!という活力が無ければ簡単に挫折していただろうし、改めて自分はラブライブ!に生かされていて、ラブライブ!のおかげで変われたな…と実感した。

 

 

そんな自分にとって1番の衝撃となった「µ'sファイナル」

絶望しかなかった。

いつか会える。

会える日のために頑張れるって気合いを入れてきたのに…

 

これが最後なの?

頑張ってきたことは無駄にはならないかもしれない。でも僕はこれから何を糧に頑張っていけばいいの?というかファイナル?本当に?何かの間違いじゃないの?

疑いと絶望が入り混じると同時に焦りも生まれてた。

チケットが当たらないこと。

東京ドームで平日…なのに全然チケットが当たらないのは何で!?!?!?

いろいろ聞いて回っても、どこも当たらないし譲り先も無い。

最後の最後に会えずに終わるの…?

そんな虚無感に襲われながら時はファイナルに近づいていた。

 

2016年3月30日。ファイナル前日。

幸い初日だけは譲ってもらったが、2日目だけ持っていなく(初日行けるだけありがたいことだよなぁ。でもできることなら両日行きたかったな…)

複雑な心境で東京ドームに向かっていた時、1件のLINEが舞い込んできて

 

「2日目のチケットあるぞ。行ってこい」

 

両日が決まった。本当にギリギリだった。

知人に喜びながら報告し、最後という悲しい気持ちもありつつ両日参加できる喜びを胸にファイナルに臨んだ。

 

人生初の東京ドーム。

とてつもなく広い会場で観た景色、周りを覆うようなサイリウムの光の海。

5thの時とは違った感覚と感情。これが本当にファイナルライブなのか…?

そんな疑いはライブ前もライブ後も。そして今も抱えている。それくらい終わりを感じさせない場所だった。

ラブライブ!の「楽しかった!」という気持ちは変わらずそこにあったからだと思う。初めて披露した曲がたくさんあって、聴きたかった曲も聴けた。だからこそ今までにない「楽しかった」がたくさんあった。

 

ファイナルを迎え、終わりを迎えた。

それでもその時泣くことはなかった。

 

【また会おう呼んでくれるかい 僕たちのこと】

(僕たちはひとつの光 - µ's)

 

 

そらまるのMCを今でもはっきり覚えているし、その言葉をずっと信じていた。

きっと帰ってくる。その時を信じて待つだけ。

音楽を聴いたり、アニメやライブ映像を見たり、オタクとラブライブ!の話をする。それだけでも伝承していくことはできるし、熱を冷ますことはない。それができる仲間が僕にはいるし、僕が知らないだけでたくさんいることをラブライブ!に教えてもらったから。ラブライブ!からもらったたくさんのものを、決して無駄にはしたくない。

それに、僕はµ'sのファイナルに絶望しているだけじゃなく、新たな希望…光の種に出会っていたからこそラブライブ!に終わりはない。彼女たちがµ'sの想いを引き継いでくれる。そう確信していた。

 

 

それが「Aqours」との出会いだった。

 

 

 

ラブライブ!サンシャイン!!の始まり・Aqoursとの出会い》

「助けてラブライブ!

 

謎の一言を初めて見たのはµ's5thを終えた後。

 

なんだこれ?「ラブライブ!サンシャイン!!」って??

ラブライブ!の新シリーズか何かか?µ's以外のラブライブ

 

その頃はµ'sが大好きで、とにかくµ'sのことしか頭になかったくらいだったから、ラブライブ!サンシャイン!!の存在なんてちょっとどころか片隅にもなかった。

存在を否定したわけではないし、肯定もしなかった。というか興味を示さなかった。

これからµ'sのファンミが始まるって時に何ですかラブライブ!サンシャイン!!って?

それぐらいの気持ちでしかなかった。

僕が興味を示すようになったのはG'sマガジンでキャラクターとキャストが発表された時。

全く知らない声優。ラブライブ!を知った時も同じ感情だったな…と思い出した時に一瞬だけ脳裏をよぎった感覚

 

ラブライブ!の時も、こうやってどんどん知ろうとして好きになっていったよな…)

 

µ'sの時はキャラクターとかアニメから入ったし、このラブライブ!サンシャイン!!はキャストさんから入ってみようかな。 

そうしてひとまず9人の自己紹介やどんな人かを知っては調べを繰り返し、この人だ!って直感で選んだ人が…そう。

僕の最大の憧れである「伊波杏樹さん」

伊波さんってどんな人だろう…舞台に出てるのか…ナルトねぇ…あ、チケット余ってるじゃん。行ってみよ。

そこからどんどん好きなっていったのは「伊波杏樹さん」と「舞台」であって、「ラブライブ!サンシャイン!!」ではなかった。

ラブライブ!サンシャイン!!がきっかけとなっただけで、きっかけを知ろうとはしなかった。先にも述べたように、当時はµ'sとラブライブ!に夢中だったし、その合間に興味を示そうと触れたラブライブ!サンシャイン!!が中途半端になってしまった結果がこれだったからだ。

 

そんな中途半端な興味を本気に持って行ったのは1stシングル「君のこころは輝いてるかい?」だった。


[試聴動画]ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursデビューシングル「君のこころは輝いてるかい?」

当初は買う予定もなかったが、たまたま見た試聴動画から聴こえる音楽に一気に心奪われた。音楽がすごくいい。やっぱり僕はラブライブ!に惹かれるポイントは音楽なのか?と半信半疑の気持ちで君ここを買った。

そこからが偶然の連続でありラブライブ!サンシャイン!!に引き込まれる決定打の連続だった。

まず君ここ発売前日のフラゲ日。店頭でCDを受け取って封入されていたPRカードが千歌ちゃんだった。気になる子だったからラッキーと思った直後、伊波さんがTwitterを更新し、リプを送った。そしたら返信が返ってきた。キャストさんからお返事をもらうこと自体初めてだったのでとてつもない興奮だった。

そしてお渡し会。人生初のお渡し会はAqoursの2年生キャストだった。伊波杏樹さんとお話をしてみたいという気持ちから応募した結果当選し、3人と話す機会をいただいた。近くで見る3人はとても可愛く綺麗で、一瞬の時間でも自分が知りたかったことや知らなかった一面を見ることができ、僕の中でラブライブ!サンシャイン!!に対する意識や興味はどんどん傾いてきた。

そして僕がラブライブ!サンシャイン!!・Aqoursを応援する最大の決め手となったのは2016年1月10日。ちょうど4年前の今日。

メルパルクホールで開催された発売記念イベント。

あれに行かなければ僕は間違いなくAqoursを本気で応援すると決心しなかった。

登壇してくるキャストさん半数以上が泣いている。

伊波杏樹さんの涙を初めて見たのはあの時だった。

僕はあのイベントの映像をブルーレイで1回も見ていない。見るのは”Aqoursが迎えるその時”と決めている。だから、当時の記憶は当時のまま残っている。

 

「ここから始まるAqoursの物語。そんな私たちを応援してほしい。」

 

泣きながら言葉を放ったのはリーダーである伊波杏樹さん。初めてのライブステージで、合宿の映像を流してくれて、ここに立ってる9人はとてつもない努力をしてきたんだな…MCの涙にもらい泣きしてしまったのを今でもはっきり覚えている。

あまりに衝撃的すぎた。µ’sのライブにしか行かなかったから、こういう初めての舞台を見たことがなかったから、衝撃でしかなかった。

初めてなのにここまでステージを作れる感動と、これから続いてく希望に立ち会えたこと。そんな場所に行けたこと。選ばれたこと。

今でも誇りにしているし、あの光景はきっと忘れることはないだろう。いや、忘れたくない。始まりの瞬間なんてきっと簡単に忘れることはないし忘れたくない。

 

きっとラブライブ!・µ’sと比べられていくんだろう。

僕自身そうだった。比べていた。その子たち自身を見ていなかった。

でも、この子たちはこの子たち。AqoursAqours

そう区切りをつけることができたのは、あのイベントに行けたからだし、頭ごなしに否定せずにまず1回自分のものにしてみる。というラブライブ!によって変わることができた自分自身の姿勢があったからだ。

今までは伊波杏樹さんだけを応援する姿勢だったものが、あの日で「伊波杏樹さんと高海千歌ちゃん」を本気で応援していこう。そう決心する日になった。

 

【きっかけはなんでもいいから 一緒にときめきを探そうよ】

(君のこころは輝いてるかい? - Aqours)

 

まさに、きっかけがこの曲でありこの歌詞だったことは、ある種一つの運命だったのかもしれない。夢に気づいたばかりの9人の未来が変わり始めた瞬間が、僕の未来を変えた瞬間にもなっていた。

 

 

それから1年が経ち2017年2月。Aqours1stライブ。

今でも語り継がれる名ライブとなっている1stは、僕の中で一つの転機となったポイントだ。

それが「Aqours Next Step! Project」の発表と「HAPPY PARTY TRAIN」だった。


ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Next Step! Project 発表PV

初めて1stライブでたくさんの情報が解禁され、もうすぐ2ndライブじゃん!2期もやるじゃん!と喜んでいた気持ちがとあるリフレインで一瞬で吹き飛んだ。

 

それは「µ’sファイナル」という経験

 

Aqoursの歩幅が一気に加速したように感じた。1stとは思えない完成度のライブを見せられ、9人の凄さやポテンシャルに圧倒され、これからが楽しみだなーと思う反面、もう2期?次のライブ?ということは、終わりに近づくってことだよね?初めて黎明期から触れられて、これからもっともっと応援していこうって決めたのに早くない?って募る不安感。

自分の中ではとても複雑な心境のまま1stライブから時間が過ぎていった。

 

不安はどうにかして吹き飛ばしたい。でもその時は嫌でもやってくるんだろうな…

 

そんな不安を一気に吹き飛ばしたのが「HAPPY PARTY TRAIN」だった。


Aqours 3rdSingle「HAPPY PARTY TRAIN」Full

開いた花の香りから 受け取ったよ次の夢を

さあどこへ行こうかな 跳ねるように行こうかな

はじまりと(さよならを) 繰り返して

会いたいのは新しいときめき 生まれたて願いの熱さ

抱きしめて行きたいね 軽やかに行きたいね

思い出はポケットの中

 

ステキな旅に出よう

人生ってさ…たくさんの場所へ続いてる?

ワクワクだらけさ!

 

想いを乗せて HAPPY HAPPY TRAIN to go!

明日が呼んでる僕たちを

期待で輝く瞳なら見えるよ遠い駅で

きっと何かが待ってるね

(HAPPY PARTY TRAIN - Aqours)

 

できることならこの曲の全部を採用したいくらい。

本当にHAPPY PARTY TRAINに救われた。

1番の歌詞で、過去があって未来に向かっていることを全て教えられた気がした。

きっと新しい何かが待っているかもしれない。素敵な出会いが待っている。

楽しみなことだらけで、そんな楽しみな場所にAqoursが連れて行ってくれる。

そんな喜びや自分の過去は過去で断ち切ろうと決めたのがこの曲に出会ったから。

情けないな自分と思いながらも、これからAqoursが作ってくれるラブライブ!の世界。全力で楽しんでやる!もう前を向いていく!そう決心した。

 

そんな大切な曲に出会えたからこそ、僕は2ndツアーを全通した。

それも3会場6公演全て違う連番者と。だから新しい世界やいろんなものが見えた。

それに2ndツアー中にいろんな物語が自分の周りで起こった。ラブライブ!サンシャイン!!を通じた出会いもたくさんあった。僕の知らないAqoursの世界がたくさんあった。

嬉しいことだらけだった。自分のラブライブ!をいろんな人と共有することができたり、誰かのラブライブ!を知ることもできた。みんなの好きを分かち合う場所がたくさんあった。笑ってはしゃいで泣いて抱き合って。青春のような時間がµ’sの時だけじゃなくAqoursとの時間にもあったんだ。これが「終わらない青春」なんだ。ちゃんとラブライブ!は続いているんだ。そう考え、僕のラブライブ!終わらせなくてよかった…そう思ったのは2ndライブの千穐楽を終えた辺りだった。

 

 

ファンミーティング・3rdライブなどAqoursに会える時間は1年の中でとても多く、その行ける限りの時間を過ごしてきた。どれも楽しくて、感動して、可愛くて、かっこよかった。また次会える!楽しみ!って気持ちだけ。特別何かしようとか考えてもなかった。

でも、それから立ち止まり、考え込む時が来た。

 

それが4thライブ。東京ドーム公演。

僕のラブライブ!サンシャイン!!における転機は君ここ、1st、4thに詰まっている。

metromorningway.hatenablog.com

全てはこの記事に書いているので是非読んでほしい。

 

「輝く覚悟」という言葉を考え、答えを出し、これまでにないくらい苦しい思いをして辿り着いた東京ドーム。

µ’sから受け取ったものはなんなのか。

Aqoursが見せてくるものはなんだろう。

これから始まる物語はなんだろう。

いろいろ考えた。

考えた結果答えはシンプルだった。

いつもそう。考えるだけ無駄なのかもしれない。

でも、考えないより考えたほうがいいって。

自分の経験がそうだったから考えた。

そして答えを出す。僕のスタンスはそれで良いのかもなって。

Aqoursの東京ドーム公演は、紛れもなくAqoursの東京ドーム公演。Aqoursのライブだった。

過去ここで誰かがライブを披露したから。それはそれでありAqoursAqours

あの2016年のイベントで僕はそれを学んだのに忘れてる。

そこはある意味自分らしいところかもしれない。

 

4thライブで約束した「また帰ってくる」と放った小宮さんの言葉を、僕はずっと信じて待っている。きっとその約束を果たしてくれると信じているから。その時には、夢を叶えた新しい自分で会いに行く。必ず。

 

 

ユニットファンミーティング。劇場版。5th。 

気が付けば2019年も下半期。

Aqoursを知ってからの4年はとてつもないくらい早いスピードで過ぎて行った気がする。その分めちゃくちゃ濃い時間だった。ライブのスパンが短かったり、キャストと触れ合える時間が今まで以上にたくさんあったからなのかもしれない。

そのおかげで、どんどん自分の中でいろんな変化が起きていって、究極に近づけることができた。

metromorningway.hatenablog.com

自分の夢を追いかけ続ける人生の中で、挫折とか断念することなく辿り着けたのはラブライブ!があったからであり、そんなラブライブ!のおかげであと少しのところまで漕ぎつけた。

 

【新しい輝きへと 手を伸ばそう】

(Next SPARKLING!! - Aqours)

 

まだ見たことない世界がラブライブ!にはたくさんある。

きっと、これからもAqoursは輝き続け、新しい輝きがどこかで生まれてるんじゃないかって。

 

実は既に生まれていたのに、僕は気づくのが少し遅かったみたい。

 

 

《虹ヶ咲との出会い》

興味はあったけど、知ろうとしなかった。

自分がμ'sに夢中だったときのAqoursと全く同じ境遇。

それに具体的な活動内容が分からず、どこから追えばいいのだろうと、入るポイントを探るところ止まりだった。キャストさんは数人知っていた。それぐらい。

 

関心がそこまでなかった虹ヶ咲に一気に熱を注ぐようになった起爆剤

それが2018年の東京ゲームショウで発表されたスクスタOPムービーと「TOKIMEKI Runners」

Aqours2ndライブの埼玉公演で流れた映像からラブライブ!が一つになる動きが起こって、虹ヶ咲という新しいグループの誕生。自分好きなµ'sとAqours。スクールアイドルの輝きに惹かれた虹ヶ咲。

この曲を初めて聴いた時「ラブライブ!の未来」を物語っている歌のように感じた。


「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS」OPムービー

【どうなるかは僕ら次第・どうしたいかは僕ら次第】

 

【ワクワク叶えるストーリー みんなで楽しくなろうよ 生きてるっ!ってココロが叫んじゃう そんな実感欲しいよねっ】

 

【胸に手をあて 聞いてみるよ「大好き」を!】

(TOKIMEKI Runners - 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

自分たちで決める未来。これから待っている新しいラブライブ!

それぞれのラブライブ!が集まれば「新しい一つのラブライブ!」になる。

Aqoursのスタートとなった君ここでも

【今未来変えてみたくなったよ・今未来変わり始めたかも】

と歌っているが、それとはまた違った未来をTOKIMEKI Runnersで感じ取れた。

これからどうなっていくんだろう。どんなラブライブ!が待っているんだろう。そんな期待で胸がいっぱいになる瞬間を映像と共に受け取った。

それ以上に僕がTOKIMEKI Runnersを好きになった理由は、フルバージョンを聴いて歌詞をじっくり読んだとき印象に残ったこの2つのワード

 

「大好き」「生きてる実感」

 

それって"Love" "Live!"じゃん!

そうだよ。大好きがあってこそ生きているから「ラブライブ!」だよ!

 

そんな「大好き」を大事にし、自分の好きと誰かの好きを大切にしている優木せつ菜ちゃんから放たれた1stライブでの言葉は、ある意味での衝撃だった。

「大好きに溢れる世界」「他人の好きを否定してないか」

 

核心を突くその問いに、僕は「自分の心に間違いはなかった」と胸を張って答えることができた。

否定していれば、今こうしてラブライブ!に夢中になっていない。

あの時スクフェスを勧められてもダウンロードすらしなかったら…曲を聴いて薄い感情のまま終わっていたら…新しいラブライブ!の世界を真っ向から否定していたら…

自分が否定することをやめるようになったのは紛れもなくラブライブ!を知ってから。

ラブライブ!を好きになったから。

誰かの伝えたい魅力を受け入れる努力をするようになったから。

より自分の好きを伝えていこうって気持ちになれたから。

せつ菜ちゃんの言葉に救われた何かを感じた。ラブライブ!が好きで良かった。ラブライブ!サンシャイン!!が好きで良かった。虹ヶ咲を好きになれてよかった。ラブライブ!だけじゃない。僕には好きなアーティスト・ゲーム・スポーツ・バンド。たくさんの好きを持っていて、それを隠さず発信続けてきた。発信し続けたからこそ受け入れてくれた人もいた。

大好きに溢れる世界を作っていくせつ菜の野望が、自分自身の望むものであり選んだ道は間違いじゃなかったと気付くことができた。 

 

ただ、僕は歩夢ちゃん推しになった。

その理由は「夢への一歩」があまりにも大きすぎる存在だったから。

今まで、µ'sはアニメをきっかけに凛ちゃん。Aqours伊波杏樹さんをきっかけに千歌ちゃん。虹ヶ咲は「音楽」が決め手だった。

スタートがTOKIMEKI Runnersとソロ楽曲9人分というところからだったので、まず1曲目の歩夢ちゃんから聴いた結果2曲目に行くことができなくなるくらい「夢への一歩」に心奪われた。

あまりにストレートすぎるメッセージが詰まった曲。歌詞と優しい歌声とメロディ。「歩夢」という名前にも惹かれたところもあり、自分が夢に向かって必死に歩いている最中だったからこそ、曲そして歌詞がとても響いたんだと思う。

 

ソロ楽曲から始まった虹ヶ咲だからこそ、それぞれの色や個性がはっきりと分かれたステージ。それ故に1stライブは今までにないラブライブ!のステージだったと感じた。

「1×9」がとても顕著だったこととスクスタに極限まで寄り添ったライブだったこと。スクスタをやり込んで、キズナエピソードがあったから虹ヶ咲のメンバー一人ひとりのことを今まで以上に知ることができたし1stライブを奥底まで楽しめたんだと思う。

 

スクスタとTOKIMEKI Runnersによって導かれた虹ヶ咲の世界は、一つ一つの色が濃くて集まればとても鮮やかに咲き誇る虹になるものだと気付くことができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラブライブ!フェスに向けて》

ラブライブ!に出会ってから、ラブライブ!と共に生きていく新しい人生を歩み始めた。

新しい自分をラブライブ!が生んでくれた。

 

夢に「目覚め」「諦めず」「辿り着いた」

そんな人生をラブライブ!と歩いてきた。

 

夢を抱いたから動き出せた。

夢に向かって動き出したから走り続けた。

夢を諦めたくなかったから我慢もしてきた。

夢を叶えて今までの自分を超えたかった。


metromorningway.hatenablog.com

 

 【さあ夢を抱きしめたら上を向いて 君の世界が大きく変わるよ】

(それは僕たちの奇跡 - µ’s)

 

【ホンキをぶつけたら 叶うんじゃないかな…夢!】

(未来の僕らは知ってるよ - Aqours)

 

【「あきらめない!」言うだけでは叶わない 「動け!」動けば変わるんだと知ったよ】

(WATER BLUE NEW WORLD - Aqours)

 

【果てしない道でも一歩一歩 諦めなければ夢は逃げない】

(夢への一歩 - 上原歩夢)


 

諦めないこと。

ホンキをぶつけること。

どんな遠い道のりでも一歩一歩進んでいけば夢に追いつくこと。

 

ラブライブ!って作品に何を気付かされ、何を学んだんだろう。数えるとキリがない。

それに、学んだことは物語からだけじゃない。音楽やライブ。キャストさんの言葉。いろんな側面から触れることができた。

それを全て…できる限り自分のものにしてきた。

だから辿り着けた。ラブライブ!のおかげで叶えられた夢が僕にはある。

でも、夢を叶えたことで終わりにはならない。そこがゴールじゃない。

新しいスタートの始まり。最後ではなく一つの区切り目となるだけ。

また新しい一歩に向かって歩き始めている。 

出会った時から僕のラブライブ!は始まっていて、そのラブライブ!は今でも続いている。終わりなきラブライブ!が僕の中に生き続けている。

 

 

「ずっと夢見てたステージが私たちを待ってる」

 

スクスタOPムービーで千歌ちゃんが放った言葉。

ラブライブ!フェス開催が決まった瞬間真っ先によぎった言葉。

スクスタでラブライブ!のオールスターとも言えよう物語が繰り広げられ、μ'sとAqoursと虹ヶ咲が一つに集まるライブが実現してほしいという気持ちが強くなった先に実現したラブライブ!フェス。

ずっとラブライブ!が大好きで、ラブライブ!が僕の中に生き続けているからめちゃくちゃ喜んだ。

とにかく楽しみしかなかった。あのスクスタ映像のTOKIMEKI Runnersが目の前に広がるのか…?とか発表直後から今まで、「楽しみ」しか考えられなかった。

それにµ'sに会える喜び。4年ぶりに会える。

 

【僕と君で来たよここまで みんなの想いが届いたよありがとう】 

(KiRa-KiRa Sensation! - µ's)

 

4年前、μ'sファイナルの時の言葉をずっと信じていた。

想いは届くことをμ'sが証明してくれた。

 

あの時できなかったことを今すべきか…何か特別なことをしなきゃいけない…なんてことも考えたが、余計なことは考えず、ありのままを受け入れることにした。

 

そう口にはする。けどそうもいかない。

これまでのライブとは全く違う感覚だから。

µ'sにまた会える。それだけで途轍もなく嬉しいことなのに、Aqoursと虹ヶ咲が3グループ同じステージに立つこと。

自分が初めてラブライブ!に触れた場所に帰ること。

いろんな感情が渦巻いていて、うまく言葉にすることができない気持ち。

たった一言「楽しみ」と放っても、その一言には数えきれないくらいの想いが詰まっている。

でもそれは今だから抱ける感情。ラブライブ!フェスを待っている今だから感じているもの。 

あの時の自分にない感覚、ラブライブ!に触れてからいろんなものを培ってきた6年間。自分は何を感じるんだろう。何を思うのだろう。

そんな自分にしかないワクワク感を抱えながら迎えるラブライブ!フェスが楽しみで仕方ない。

 

μ'sに憧れたAqours。μ'sとAqoursに惹かれた虹ヶ咲。

μ'sもAqoursも虹ヶ咲も大好きになれたから、このラブライブ!フェスを最高に楽しめる自信しかない。

それを自分が初めてラブライブ!に触れた場所で見れる。

この気持ちをどう表せばいいのだろう。

自分にとって初めてのラブライブ!に触れた「過去」

「今」この瞬間最高のラブライブ!を楽しむ。

そして「未来」に繋がる瞬間に出会えるかもしれない希望。

 

これ聴きたい。1曲目何が良い。どんな演出が良い。こんな掛け合いを見てみたい。

そんな期待で胸を膨らませられる時間もまたラブライブ!フェスを楽しむ一つの醍醐味なのかもしれない。

そして当日、自分たちの想像を遥かに超えたステージで魅了してくる。

それがラブライブ!だ。ラブライブ!の凄いところでもあり怖いところ。

泣き疲れるのかはしゃぎ疲れるのかも分からない。

ただ、めちゃくちゃ楽しみって気持ちはずっと溜め込んできた。

アニメや劇場版、ライブ映像を見て熱を上げてきた。

後は当日爆発させるだけ。 

僕自身これまでいろんなラブライブ!に触れてきた。

どんな時だって「今が最高!」だった。

そんな最高を積み重ねてきた今、新しいラブライブ!に触れられるかもしれない時間をとても楽しみにしている。

 

 

新たな扉を開けるとき。

まだ知らないラブライブ!の世界が待っている。

 

 

きっといろんな出会いが待っている。

 

初めてµ'sに会う人もいるはず。

初めてAqoursに会う人。

初めて虹ヶ咲に会う人。

 

一人ひとりのラブライブ!があり、まだ知らない世界がきっと待っている。

きっと新しい発見があって、そこからラブライブ!の輪が広がっていく。

広がっていってほしい。

 

そんな発見が…出会いがあなたを変えてくれる。

ラブライブ!が新しい世界に誘ってくれる。 

大好きの気持ちに新しい大好きが更新される。 

 

 

 

最高を更新しよう。

最高以上の最高を迎えに行こう。

 

 

29人が待っている場所へ。

 

 

 

 

俺たちのラブライブ!を。

 

 

 

残り数日。

最高の幕開けはすぐそこだ!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~2014年4月から2020年1月の今日まで。僕と出会ってくれた全てのあなたへ~

 

【ねえ会えてよかったな 会えてよかったな これはなんの奇跡だろう?】

(Thank you, FRIENDS!! - Aqours)

 

【友達とか親友を超えた 切磋琢磨できる「仲間」さ】

(夢への一歩 - 上原歩夢)

 

【出会えた奇跡は 何より宝物】

(Love U my friends - 虹ヶ咲スクールアイドル同好会)

 

自分が大切にすべき存在は、これまでラブライブ!を共に追いかけてきた仲間。

確かに友達でもなければ親友でもない。かと言ってオタクって括りもなぁ…と考えたときにとてもスッキリした回答を得ることができた。僕はたくさんの仲間と出会えた。

 

今、最高にラブライブ!しているのは自分だけの力じゃない。

ラブライブ!が作ってくれた出会いがあったから。

推しが違うからこそ、自分じゃ見つけられない観点での話をたくさん聞けた。

一つの物語でもこんなにたくさんの解釈がある。常に発見の連続。そんな発見を教えてくれる人に出会えた。ラブライブ!がくれた出会い。ラブライブ!をどこまでも語り合える人。そんな人たちがいてくれたから自分の心の中にあるラブライブ!の灯を消さずに来れた。

 

ラブライブ!に出会った当時は未成年の学生。今となっては社会人6年目。

それだけの月日が経っても変わらずこの気持ちを持ち続けられた。 

 

初めの頃は、自分のことを語ることもできずただ話を聞いては(すごいなぁ…僕もこれくらい話せるようになりたいなぁ…)なんて経験を積んだオタクの姿を見て憧れてた時期もあった。打ち上げとか時折ある飲み会とかセッティングも任せきりで自分から動くこともなかった。

そんな自分はラブライブ!のおかげで動くようになった。動いたから変われた。変われたのは出会ってくれたあなたがいたから。

 

自分を見つけてくれて、あなたのラブライブ!の世界へ導いてくれてありがとう。

知らないことばかりの自分にいろんな形を見せてくれたから、僕は今までいろんなことに挑戦することができた。

あなたの出会いの1ピースに僕がいてくれたらそれだけで嬉しい。

あなたにとって僕の存在がどうでも良いと思ってもらって構わない。

言葉を交わさなくなっても、関係が絶たれても、僕にとってあなたの存在はかけがえのない大事なラブライブ!の1ピースなんだから。

 

いろんな場所に行ったこと。

笑いあったこと。

泣きあったこと。

ぶつかりあったこと。

傷つけあったこと。

助け合ったこと。

 

全てが僕の今に繋がって、こうしていられる。

あなたのおかげで「いおりん」がいる。

新しい出会いのきっかけをくれたり、僕が出会いのきっかけを与えたり、ラブライブ!の輪を広げ続けてきた。

だからこれからもそんなラブライブ!の輪を広げていきたいし、これまで出会ってきたものを失いたくない。

絶対一人じゃ辿り着けなかった今だからこそ、あなたのラブライブ!は僕にとって必要だから。今あなたにあるラブライブ!に僕は必要ですか?不必要ですか?

不必要なら捨ててもらって構わない。

でも、僕にとってあなたは必要なんだ。自分勝手なことを言い続けてるだけだけど、こういう場所だからこそ…言える時に言いたい。必要ないものなんかない。想いをぶつけ合った時間は何一つとして無駄じゃなかった。無駄なことなんてどこにもない。だからそんな時間をずっと守りたい。

 

欠けていいラブライブ!なんてどこにもない。

 

こんな身勝手なことを言い続けてきたけど、そんな自分を受け入れてくれて…言葉を交わしてくれてありがとう。

これからも…ずっと…小さくていい。

あなたのラブライブ!の1部でいさせてください。

 

 

”みんなで叶える物語”を…永久に。