虹ヶ咲2ndライブ感想 ~三船栞子こそ2ndライブのヘッドライナー~
まず僕の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の推しとか姿勢がこちらです…
metromorningway.hatenablog.com
ではこれらを踏まえて。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2nd LIVE
Brand New StoryそしてBack To The TOKIMEKI。
凄いライブでしたね。
無観客生配信という新たな試みを見せてくれたこと。今までにない新たなパフォーマンスで楽しめたこと。ある意味での希望を見せてくれたライブのように感じました。
そして、このライブで10人目となる「三船栞子ちゃん」が加わって正式に10人体制でのライブでした。
三船栞子ちゃんがいなければいけない理由はなんなのか。
あの子の役割。
そして「9」という数字への拘りからの解放。
いろんな側面から考えてみて、一つ辿り着いた僕なりの答えがあったのでそれを綴っていきます。
まず1日目。
アンコールのセットリスト。
1stライブの記憶があれば、またペンライトを振って一人を選ぶ。おそらくそれを想定して「次こそ自分の推しをセンターに立たせてやる…」と思った方もいたはずです。僕もそうでした。
しかし、蓋を開けてみれば1stソロ楽曲のメドレー。9人のステージを披露するという言わばイーブンな結果となりました。
ああなったきっかけは2ndライブの配信を見れば分かる通り三船栞子ちゃんです。
言ってしまえば、栞子ちゃんがあの場を作ったといっても過言ではない。
そしてメインパートで栞子ちゃんはいちばん最後でした。
1stを覚えていますか?
優木せつ菜のソロ楽曲披露の順番。
2日目。
ソロ楽曲のセットリスト、あれを見たいと願ったのは他でもない栞子ちゃん。
既に形成された物語の中に新たなメンバーが加入という形で、間違いなく後れを取っていた。
それを取り戻すためのセットリスト。
10人目として加入したTOKIMEKI RunnersとJust Believe!!!。
1曲目は個人衣装だったから1×10のラブライブ!
そして10人でのLove U my firends。あの瞬間に10×1が誕生してやっと一つの「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」が誕生したように思えました。
だからアンコールのライブTシャツ衣装でのTOKIMEKI Runnersも意味はあった。全員が同じ衣装でのTOKIMEKI Runnersだからこそ1曲目では1×10だったラブライブ!が10×1になった。
栞子ちゃんが見たい景色。栞子ちゃんの願い。
栞子ちゃんの未来が詰まっているセットリストとも思えましたし、 2日間を通して真ん中に立っていたのは10人目の栞子ちゃん。
初めてだからこそ迎え入れる姿勢を見せた9人のニジガクメンバー。
設定はなくとも、今回の2ndライブのヘッドライナーは三船栞子ちゃん。僕はそう感じています。
では9人ではなく10人になれた理由。
これまで、µ'sやAqoursのメンバーたちは、9人が集まってからは9人での物語を築いてきましたが、正式な10人目の加入は前例無きものだったと思います。
その10人目を受け入れることができたのは「9」という数字からの脱却。
新たなラブライブ!の世界を構築できる為の大きな一歩となったのではないかと考えます。
その一つの集大成として「9」周年でラブライブ!フェスを開催したこと。
スクスタのリリースのタイミングから偶然そうなったと言われてしまえば正直そこまでです。
しかし、偶然であれ意味を考えることに不正解はないと僕自身思うからこそ、今回10人目の加入ができたのは、「9」という数字に区切りをつけたからなのではないかと思います。
だからこそラブライブ!スーパースター!!は現時点で5人。
この先どうなるかも分かりません。でも、それだけラブライブ!はいろんな可能性を新たな形で見せてくれる。その片鱗がAqours4thライブとも思います。
シンクロの崩壊。すなわちキャストによるラブライブ!の生成。いろんな形があっていろんなところから生み出されるラブライブ!だからこそ、今回三船栞子ちゃんが加入してくれたこと。10人目になってくれたことはとても嬉しかったです。
もしかしたら、栞子ちゃんのキャラが気に入らなくてスクスタを途中でリタイアしてしまった人がいるかもしれません(自分の知り合いにそういう人がいるので)
僕も途中までは(なんだこいつ…)と思うこともありました。でも、栞子ちゃんが登場したことに意味はある。いつか誰かにとって大きな形になる。
そう信じていたから、10人目として加入したことを嬉しく思えましたし、このことは栞子ちゃんに限ったことではありません。
全てに意味がある。
きっと、偶然だって意味はどこかにある。
今回の2ndライブ、配信という形で自分自身あの現地で感じていた音の迫力とオーディエンスの力。そして直接声を届けられることのありがたみを改めて感じました。
キャストさんが言ってたように、僕らファンの声が何よりの力になっていること。そして自分たちも推し・応援する人たちの言葉はやはり直接じゃないと。
今までの当たり前が実はとてもありがたいことだったのではないか。そう気づきとなった今回の2ndライブ。
でも、間違いなく言えること。
それは「ニジガクを好きにならなかったら見えない景色がそこにはあった」
配信だからいいや。そう思いたくなかったし、どんな形であれ、応援する形はある。現にその場をキャスト・スタッフはじめラブライブ!運営が作ってくれた。
その作ってくれた場所を無駄にしたくないと思えるのは「自分がニジガクが大好き」だからなんだと…当たり前のことかもしれないけど、その当たり前ですら感謝に変わる。
2ndはある意味での気づきの場でありました。
2年前。夢への一歩に出会わなければ。
3年前。優木せつ菜ちゃんに出会わなければ。
大好きを大好きと言える自分じゃなかったでしょう。
虹ヶ咲をきっかけに生まれた繋がりはなかったでしょう。
こうして2ndライブまで漕ぎつけなかったことでしょう。
今の自分はこうなっていなかったでしょう。
大好きを大好きと言えること。
それだって当たり前だと思っていたことでも、勇気がいると気づかせてくれたこと。
仲間の大切さ。勇気をもって夢に向かうこと。
簡単じゃないと分かっていても、足取りを軽くしてくれたこと。
何より「努力を重ねれば、周りの人たちは見ているし結果として生まれること」
この2ndライブで固まった決意。思い。力。
それらを無駄にすることなく、2ndライブで受け取った言葉を胸に、アニメはもちろんこれから新たに始まる虹ヶ咲の物語を噛みしめながら、来る2021年の3rdライブまでもっともっとニジガクを好きになっていきたいと思います。
迷うことなく、信じ続ける。
だからこそ"Just Believe!!!"
ありがとう歩夢ちゃん。せつ菜ちゃん。
ありがとう村上奈津実さん。
そしてようこそ三船栞子ちゃん!!