smile - 6話から得た感情
6話まで放送されて、段々と折り返し地点に到達しようとしてる中ですが…
こんなに泣くとは正直思わなかったです。
気持ちを伝える難しさとか、勘違いを起こしてしまうのではないか…という、今の時代の技術の中を生きる自分にはとても共感できる璃奈ちゃんの気持ちがいくつかあって、それを乗り越えようと自分自身努力をした璃奈ちゃんの心の強さと行動力に感激しちゃいました。
そんな璃奈ちゃんの気持ちと行動。そしてそれを支えた同好会の存在について僕なりの気持ちを綴りました。
*璃奈ちゃんの気持ちと行動*
いの1番にライブをやりたいと決めたのは璃奈自身。
まず変わろうと行動を起こしたのは璃奈からだった。
できないからやらないは…無しだから。
表情がうまく出せなくても、璃奈の心には火がついていて、せつ菜をも圧倒する熱さを抱えていたはず。
そんな璃奈の気持ちや行動に応えようと同好会メンバーはいろんな形でライブ成功の為に力となった。
順風満帆に進んでいるかと思いきや、突然立ち止まった璃奈。
璃奈が立ち止まったのは自分の表情を見た時。
そこで「変われない」と言葉にしたのは、きっと表情の部分。
気持ちが表情に追いついていない。
表情が無いと気持ちを伝えることができない。受け取ることができても伝えられなければ「繋がることはできない」
璃奈が璃奈自身に絶望したのはそこなのかもしれない。
僕なりの見方を述べるなら、璃奈が変わろうとしていたのは、内面や外面全てではなく「伝え方」なんだと思う。
変わろうとしていたというより、変えようとしていたのほうがもしかすると合っているのかもしれない。
そして璃奈ちゃんが苦しんでいた…悩んでいた理由には現代的言語伝達の齟齬が絡んでいると思う。
例えば
「わたし、今日めっちゃ気分いい」
「わたし、今日めっちゃ気分良い(≧∀≦)」
同じ言葉でも、前者と後者では受け止め方が少なからず違うだろう。
相手に対して与える印象は、文字だけじゃうまく伝わらないから絵文字や顔文字といった表情を伝える記号が存在し、その形は年月が過ぎるに連れてバリエーション豊かになってきた。
それが故に、絵文字や顔文字がない平坦な言葉=感情の無い。感情の読めない言葉として受け手がそう読み取る事象もある。
普通に話してるのに、怒ってるように見える。
それは相手側の受け取る姿勢を常に考えているという璃奈にしかない魅力であり長所だと思う。
璃奈の短所は自分の表情がうまく表せないところであり、考えすぎてしまうところかもしれないが、裏を返せば「相手の気持ちを理解しようとする上での行動を起こせること」という大きな長所となる。
故のサブタイトル「笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝)」
また、それを気づかせたのがスクールアイドル同好会のメンバーであったのは6話を見れば、言うまでもないはずだ。
*同好会の存在*
頑張り屋さん
諦めないところ
機械に強い
動物にも優しい
同好会のメンバーが述べた璃奈の良さは、全てが気持ちや行動といった、天王寺璃奈が抱えている内面的魅力。外見じゃそんなこと分かるはずもない。
でも、そうして璃奈の内面を理解して良さとして伝えられる存在が同好会のメンバーだった。
自分が知らない自分の魅力を誰かが教えてくれたこと。ずっと1人でいた璃奈にとってどれだけ大きかった存在かは璃奈にしか分からないものだろう。
(🌟)第6話、ボロボロ泣いてしまった…
— 楠木ともり 公式info (@tomori_kusunoki) 2020年11月7日
自分にとって大変なことじゃなくても、誰かにとっては難しくて大変なことだって理解して寄り添える同好会…素敵な空間だなぁ😭
ほんと璃奈ちゃんずっと可愛かった…#虹ヶ咲
この言葉はまさに同好会の良さであり魅力。
それぞれの個性があるからこそ理解できるものがあり、寄り添ってあげようとするチームとしての結束力の強さ。
この絆はアニメの世界にもキャストの世界にも言える内容だと放送直後のTLを見て思った。
そして何より、宮下愛という誰とでもすぐ仲良くなれる存在が現れたこと。
誰とでもすぐ仲良くなれる力の中には、その人の中に眠っている本当の魅力を引き出せるものがあるのかもしれないし、璃奈にあるコンプレックスや欠点と捉えているところも長所や魅力に変えられる…ネガティブをポジティブに変えられる力。
璃奈が苦しんでるときも、一番側にいたのが愛だった。
変わろうと努力をしてきた璃奈が変われないと挫折をしそうになっても立ち直れたのは、愛が差し伸べた手紛れもなく同好会の存在があったからであり、同好会メンバーの言葉を無駄にすることなく自分の個性へと変換できた璃奈自身の気持ちの変化なのかもしれない。
ダメなところも武器に変えるのが、一人前のアイドルだよ
できないことはできることでカバーすればいいってね
同好会メンバーと璃奈でこういう話をしたのが初めてとせつ菜が述べたところから察するに、璃奈自身伝えていない自分のことがあった…いや、璃奈の悩みから考えると"伝えたくても伝えられなかった"にあたるのかもしれない。
侑が放った「ありがとう」
璃奈が救われた瞬間は、もしかしたらそこなのかもしれない。
だからこそツナガルコネクトで
ここが私の好きな場所
そう伝えることができたのかもしれない。
璃奈の同好会への感謝の言葉として。
おまけ:俺的6話爆死ポイント
①歩夢ちゃん
歩夢ぅぅぅぅぅ!!!!!!!
今日も!!!!
お前が!!!!
いっっっっっちゔぁあああああああああああんっっっっ!!!!!!
②璃奈ちゃん
表情を作るのが難しい璃奈ちゃんがふと見せる多彩な表情が気がつくとたくさん散りばめられているんですよね。
そしてそれがとても可愛いんですよね
・・・恋しちゃいますよね。
③6話の後
今日は璃奈ちゃん回だったから
— 大西亜玖璃 (@aguri_onishi) 2020年11月7日
田中との載せてなかったであろうツーショット🥰🥰
ファーストライブの時のだよ✨
懐かしい❣️
おやすみなさい⭐⭐ pic.twitter.com/uLGv6bWnsh
おんまあああああああああああああああああああああ??????????
*クロージング*
欠点も角度を変えたなら個性に生まれ変わるさ
ーーーエール/シド
照れでも愚痴でも理想でも そうなんだって 聞かせてよ
味方はここにも1人いる それを忘れないで
ーーーsmile/シド
完全に個人的趣味をぶつけると、6話を見て、この2曲を璃奈ちゃんに聴いてほしいなーなんて思いましたね。
誰しも自分の心って簡単には変えられない。
でも、心を変えるのではなく、表現を変えてみる。マイナスをプラスに変える。
それだって容易ではない。でも璃奈ちゃんは自分で自分なりの道を開いた。
変わりたいと思う気持ちと自分に自信が無い気持ち。
そのせめぎ合いが璃奈ちゃんの中でずっと続いてたのかもしれないけど、同好会という存在がいて…新しい形で魅せる璃奈ちゃんの笑顔や心の気持ちを表現できる術を見出せたことが、璃奈ちゃんの見たかったスクールアイドルとしての景色に繋がるのかもな…と、思いました。
璃奈ちゃんボードという表現は、璃奈ちゃんの変わらない心を映し出す…言わば璃奈ちゃんの鏡となるツールなのかもしれませんね。