Re:Dreamer - 12話から得た感情
ありがとう。
そして、おかえり。
歩夢ちゃん。
前を進むのが怖くて、俯いていたままの歩夢ちゃんに、やっと笑顔が戻ってきてくれて良かった。
立ち直れたというよりも、新たな夢を見つけたんだよね。
「みんなと叶える夢」
歩夢ちゃんに見つかってよかった。新しい光が見つかって良かった。
でも、とても辛かったと思う。
歩夢ちゃんは侑ちゃんといればそれでいい。
誰のため…侑ちゃんの為。
ずっとそうだった。それでいいって。それだけでいいって。
そんな侑ちゃんから「夢ができた」って言われたら、侑ちゃんがどんどん遠くなっていってしまう不安に駆られるのは当然だと思う。
私のスクールアイドルの夢はまだこれからなのに
侑ちゃんと叶えたかった夢。
でも、それが100%ではないはず。
歩夢ちゃんの中で「侑ちゃんと離れていく怖さ」と「見えなかった自分の可能性」の葛藤があったはず。
応援してくれる人がたくさんいて…その気持ちが嬉しくて…大切で…
片鱗は既に現れていた。それを歩夢ちゃんが理解してなかっただけ。
どちらを選べばいいのか分からない。
みんなの想いも大事にしたいけど、侑ちゃんしかいない…
でも、明らかに歩夢ちゃんの中では新たな想いが芽生え始めていた。
新しい上原歩夢はもう作られていた。
始まったのなら…貫くのみです!!!
ありがとう。せつ菜ちゃん。
あの時、あなただから言えた言葉だった。
走り出した想いは強くするよ
悩んだら君の手を握ろう
ーーーCHASE/優木せつ菜(CV:楠木ともり)
せつ菜ちゃんは自分の大好きを曝け出して、そこからは突っ走る。
せつ菜ちゃんだって、菜々としての自分。せつ菜としての自分。
そこの葛藤だってきっとあったはず。でもそれを乗り越えたから…走り続けたから今のせつ菜ちゃんがいる。
貫き通すだけだって。走り続けることを教えてくれて。
その言葉が、想いが、きっと歩夢ちゃんの心を突き動かしたんだと思う。
止めちゃいけない。我慢しちゃいけない。
歩夢ちゃんの心の奥底にあった想いが花開いたから。
怖かった思いが、届けたい想いに変わったから。
侑ちゃんだけじゃない。みんなを信じることだって。
歩夢ちゃんの背中を押してくれたのが、せつ菜ちゃんで良かった。
歩夢推しせつ菜推しとしてもとても嬉しい描写だったし、明らかに重い空気だったものをこうして背中を押してあげられる関係であるのがこの二人なんだなと思い、とても嬉しくなりました。
気持ちが新たになり、心にある蕾が花開こうとしてるとき。
侑ちゃんが歩夢ちゃんに届けたプレゼント。
でも、それは侑ちゃんだけじゃない。侑ちゃんが”みんな”と作ったステージ。
そこで侑ちゃんだけじゃない。
ありがとう”みんな”
歩夢ちゃんの中での気持ちが新たに芽生え始めたからこそ言えたんだと思う。
歩夢ちゃんをイメージして作ったステージ。花言葉も考えての飾りつけ。
まさに「みんなで届ける思い」
みんなから歩夢への気持ちが黄色のガーベラ
可愛くて純粋で
いつも頑張っていて
そんな歩夢ちゃんが大好き
11話の感想で僕は述べました。
「どんなことがあっても歩夢ちゃんを応援するだけ」
まさにそれがファンの声。
いつも頑張っているから。真っすぐで。純粋で。
それが歌や言葉から強く伝わってくる。
僕はこの台詞がとても嬉しかった。歩夢ちゃんに一人のファンとしての声が届いているような気がして…すごく嬉しかった。
前に進むって、大切なことが増えていくってことなのかな
スクスタ内でのガーベラの花言葉
この疑問を侑ちゃんに問いかけたのも、きっと歩夢ちゃんの中で決意が固まったからだと思うし、侑ちゃんの想いや夢を聞く態勢となったから。受け入れられる。もう逃げない。
侑から歩夢への気持ちがピンクのガーベラ
変わらぬ想い。
みんなで何かを成し遂げたい。それがスクールアイドルフェスティバル。
でも、みんなの想いの中には「侑にしかない歩夢への想い」があった。
それがあのピンクのガーベラ。
そんな変わらぬ想いを受け取った歩夢だから
新たに目覚めた約束。
それはきっと、離れていても、別々の道を選んでも…
想いは繋がっている。
約束の場所はきっと見えている。
今までありがとう
それは別れじゃない。今の自分になれたことへの感謝。
みんなを信じることができた歩夢ちゃん。
音楽の道を進む夢をみつけた侑ちゃん。
これまでの侑と歩夢の絆ではない…新たな二人の絆。
もう涙なんか見せない溜息なんてつかない
夢叶えるその日まで
ーーーSay Good-Bye 涙/上原歩夢(CV:大西亜玖璃)
あの日見せた涙も、夢を叶えるその日まで見せないと、歩夢ちゃんの中で決めたのかな。
同じ場所で見た景色や抱えていた想いも、同好会の出会いや二人の経験がたくさんの出会いを生み、経験を重ね、視野を広くしてきた。
だから、あの時にはない笑顔があった。
始まりの場所は、一つのゴールとなって、新たな始まりの場所となった。
あの定期も、もしかしたらその暗示だったのかもしれない。
定期は区間とルートが決められていて、そのルートでトラブルや障害があっても「迂回」ができる。
侑ちゃんと歩夢ちゃんを繋ぐ想い。
遠回りをしたけど、侑と歩夢の想いは二人それぞれの夢を互いに応援すること。
同じ場所に辿り着いた。
そして決めたそれぞれの道。
でも、きっとまた同じ場所に戻ってこれる。
そう信じられるのが、これまで見せてきた歩夢と侑の絆。
別々の道を選んだ人
約束の場所は見えてますか
ーーーRe:Dreamer/シド
*クロージング*
開花宣言の歌詞引用だったりと、12話は本当に「上原歩夢」の回でしたね。
1話以上に…いや、1話も12話も実は歩夢と侑の回だったのかななんてふと考えました。
でも本当に良かった。
歩夢ちゃんもだし、(推しと推し頼むからぶつからんでくれ…)と思った矢先のこの展開は本当にうれしくて胸がいっぱいでした。
でも、僕は11話で抱いた気持ちを変わらず持ち続けて正解だったと思います。
歩夢ちゃんの道を信じるだけ。どんなことがあっても歩夢ちゃんを応援する気持ちは変わらない。
それを自分でも証明してくれたしアニガサキも証明してくれた。そんな気がしました。
アニガサキも残すところあと1話。
気が付けば本当にあっという間。
思えばこの感想記事も、最初は突発的に始めたものでどうせ三日坊主だろうと思っていたものが、12話すべて放送から3日以内に完成させるという勝手に決めた自分ルールを達成し続けてきました。
あくまで自分の感情を記録するためのものとして綴っているだけですが、拝読してくださりありがとうございます。
最後まで駆け抜けていきたいと思います。