僕の"いちばん好きな場所"

ツイート20個分。感情の記録装置。時に発信装置。

ANNIVERSARY - 13話から得た感情

スクールアイドルフェスティバル。

それは、何でもありの「それぞれの想いをぶつけあえる祭典」

 

 

13話。実質の最終回。

でも、ここで物語が終わる予感が全然無い。

それぐらい綺麗な終わり方。これまでの軌跡が一つとなり、新たな始まりへの第一歩となる。とっても素敵な幕引きだったと思います。

確かにノートはどうなったとかいろいろしこりとなるものは残ってはいますが、それはいつかの布石だったのかもしれない。

なんて思いながらも数回見ましたが、本当に素敵な物語でしたね。

 

侑ちゃんが見つけた「みんなとの夢」

歩夢ちゃんとのズレから見つけた「それぞれの夢」

 

全てが一つとなって…これまでとこれからを詰め込んだ夢の結晶が「スクールアイドルフェスティバル 」だったのかもしれませんね。

 

 

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9人だけじゃない。

侑ちゃんだけじゃない。

 

今スクールアイドルをやっている人。

スクールアイドルが大好きな人。

スクールアイドルになりたい人。

スクールアイドルを目指している人。

 

それらが一つになってのスクールアイドルフェスティバル。

たくさんの「私たち」があってこそのお祭り。

 

 

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心温まるステージを披露してくれた歩夢ちゃん。

 

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元気全開の愛さん。

 

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好きなラノベのシーンだったのかな?

大好きを形にできたせつ菜ちゃん。


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自分の好きで心を繋いだ璃奈ちゃん。

 

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演じることを貫いたしずくちゃん

(タキ○ード仮面が第一印象だったけど多分違う)

 

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可愛さ全開のかすみん。

 

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マイワールド全開の彼方ちゃん。

 

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自信を持って全力でパフォーマンスした果林センパイ。

 

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優しさに包まれるような世界を魅せてくれたエマちゃん。

 

 

形は全く違っても、それはそれぞれの好きなものや守りたいもの。貫きたいもの。

これまでの物語で披露されてきた世界が一つになって、こうしてスクールアイドルフェスティバルという形になったのはとても熱い展開でしたね。

 

個人的にスクールアイドルフェスティバルというタイトルから熱かったけど、ここがピークでした。 

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侑ちゃんの渡していたフライヤーにある、タイトルロゴがまさにそれで…。

スクフェスからラブライブ!の世界に入った自分にはとても見覚えのあるもので、当時ゲームだけの世界だったと思っていたスクフェスを7年越しにアニメで起用してくれることがとても嬉しくて…

 

このスクールアイドルフェスティバルをきっかけに好きになる。

ある意味「自分の始まりの物語を目の前に見せられている」気持ちになりました。

たくさんの出会いがあり…µ'sから始まりAqours。そして虹ヶ咲。

いろんなラブライブ!に出会ってきても出会いの始まりを忘れることはありません。

 

なんだろうこれ…ちょっと曲聴いてみよう…うわ、なにこれすごい。ラブライブ!すごい。スクールアイドルって何?気になる!

 

勧められたらまずは少しだけ…みたいなアニメ内ではお決まりの展開みたいなこと。

でも自分にもそれが7年前起こったからとても理解できるしトキメキの瞬間を覚えている。

千歌ちゃんみたいなキラキラしてる。って抽象的な言葉しか出てこなくて…

元々アニメからは距離を置いてた自分に突如突風が巻き起こるような…それも激しい追い風が音を立てながら吹き荒れる。そんな感覚。

でも、そんな抽象的な感覚を今でも覚えている。

 

それくらい、スクールアイドルフェスティバルは虹ヶ咲の物語だけでなく、自分も共感できるところが幾つかあったからとても心に沁み込んだ物語だったんです。

 

 

でもこれは虹ヶ咲の物語。

侑ちゃんの叶えたい夢が形となって、みんなで叶えた夢の場所。

その夢まで辿り着く道は当然平らではなかった。

 

最初は亀裂があって、廃部にまで沈みかけていた同好会を立て直し…

新たな方針として決めた「ソロ」としての1×9のスクールアイドル…

それぞれが壁にぶつかり、それをお互いに支えあって乗り越えて…

仲間だけどライバル。ライバルだけど仲間…

一言じゃ言い表せない。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にしかない絆がきっと完成されていて、その絆のカタチは様々だけど強く固いものだったに違いない。

 

もしかしたら、あの雨はそんな絆を確かめるための試練だったのかもしれない。

 

そして雨が上がり…その先に咲いた虹。

それが、あの9人が…スクールアイドルみんなが立ったステージ。

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侑ちゃんが叶えたかった夢が形となって、スクールアイドルが一つのステージに立った。

そして侑ちゃんに届けたかった想いが、9人の歌となって虹の下奏でられた。

侑ちゃんは寂しいという気持ちよりも、安心したのかもしれない。

みんなそれぞれ違う個性を持っていても、ちゃんと成長して、支えあって、こうして大きな形になってもバラバラにならなくて…

だから心からステージを楽しめたのではないかと。

(侑ちゃんがラブコメ主人公的ポジじゃないかって勝手な妄想は1年前から抱いてました)

 

 

一つ…大きな夢を叶えた先…

 

侑ちゃんは、音楽科を目指し動き始めた。

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同好会のみんなも、また新しい目標へ向かって動き始めた。

 

でも、同好会メンバーそれぞれ一人一人にあるだろう。

自分にしかない「新しい夢」が。

それをまた叶えて歩き出す。

 

どんな未来が待っているのか。どこに向かうのかはまだ分からない。

でも、希望は持っているはず。

大きなことを達成した後、きっと自信に満ち溢れているはず。

 

 

そんな自信を抱けたのはきっと全員のはずだ。

それを歩夢ちゃんが代弁してくれたんだと思う。

 

想いはきっと…同じ。 

 

 

はじめて…よかった。

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*クロージング*

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無事13話完走しましたー!!!

いやー頑張った!

本当に頑張った!

途中で挫折すんじゃね?3か月も毎週ブログ更新とか無理だろ?

なんて諦めかけてましたがどうにかやり切りました。

内容はともかく、タグとかいろんなタイミングで僕の記事を読んでくださった方、本当にありがとうございました。

 

僕がブログを書き始めたのは3年前。

当時は誰かのプロットを真似したり、書きたいことは頭の中にたくさんあるのにまとまらないしどう書けばいいのか分からない…

なんて躓きまくりで、ラブライブ!サンシャイン!!2期で挑戦しようとしたものが当然2話辺りでリタイアしてしまいました。

そんな過去があるせいで「できるかな…」って思いもありましたが、とにかく「自分の気持ちを書けばいい!!誰かの気持ちではなく自分の気持ち!!」

深く考える必要なんてない。ただ思うがままに書いて、それから纏めれば良い。

そんなやり方を見つけ、いろんな題材でブログを書き続け…

こうして毎週感想をブログにまとめたことで「あの頃より上達したな」…と自分の成長を実感し、「よく飽きることなくやり切ったな」と自分を褒め称えたいと思います。

虹ヶ咲放送中はアニメの感想以外でもブログを書いてたりしたので、頭パンクすることなく2020年後半戦頑張りました。

 

こうして自分の成長はラブライブ!と共にあります。

最初はラブライブ!への想いを綴りたくて始めたブログが、自然と形にできるようになった。

3年かかろうが5年かかろうが、好きの気持ち一つで自分はどんどん変われる。

 

ありがとう。虹ヶ咲。

ありがとう。ラブライブ!

 

Re:Dreamer - 12話から得た感情

ありがとう。

そして、おかえり。

歩夢ちゃん。

 

前を進むのが怖くて、俯いていたままの歩夢ちゃんに、やっと笑顔が戻ってきてくれて良かった。

立ち直れたというよりも、新たな夢を見つけたんだよね。

「みんなと叶える夢」

歩夢ちゃんに見つかってよかった。新しい光が見つかって良かった。

 

でも、とても辛かったと思う。

歩夢ちゃんは侑ちゃんといればそれでいい。

誰のため…侑ちゃんの為。

ずっとそうだった。それでいいって。それだけでいいって。

そんな侑ちゃんから「夢ができた」って言われたら、侑ちゃんがどんどん遠くなっていってしまう不安に駆られるのは当然だと思う。

 

私のスクールアイドルの夢はまだこれからなのに

 

侑ちゃんと叶えたかった夢。

でも、それが100%ではないはず。

歩夢ちゃんの中で「侑ちゃんと離れていく怖さ」と「見えなかった自分の可能性」の葛藤があったはず。

 

応援してくれる人がたくさんいて…その気持ちが嬉しくて…大切で…

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片鱗は既に現れていた。それを歩夢ちゃんが理解してなかっただけ。

どちらを選べばいいのか分からない。

みんなの想いも大事にしたいけど、侑ちゃんしかいない…

でも、明らかに歩夢ちゃんの中では新たな想いが芽生え始めていた。

新しい上原歩夢はもう作られていた。

 

 

始まったのなら…貫くのみです!!!

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ありがとう。せつ菜ちゃん。

あの時、あなただから言えた言葉だった。

 

走り出した想いは強くするよ

悩んだら君の手を握ろう

ーーーCHASE/優木せつ菜(CV:楠木ともり

 

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せつ菜ちゃんは自分の大好きを曝け出して、そこからは突っ走る。

せつ菜ちゃんだって、菜々としての自分。せつ菜としての自分。

そこの葛藤だってきっとあったはず。でもそれを乗り越えたから…走り続けたから今のせつ菜ちゃんがいる。

貫き通すだけだって。走り続けることを教えてくれて。

その言葉が、想いが、きっと歩夢ちゃんの心を突き動かしたんだと思う。

 

止めちゃいけない。我慢しちゃいけない。

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歩夢ちゃんの心の奥底にあった想いが花開いたから。

怖かった思いが、届けたい想いに変わったから。

侑ちゃんだけじゃない。みんなを信じることだって。

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歩夢ちゃんの背中を押してくれたのが、せつ菜ちゃんで良かった。

 

歩夢推しせつ菜推しとしてもとても嬉しい描写だったし、明らかに重い空気だったものをこうして背中を押してあげられる関係であるのがこの二人なんだなと思い、とても嬉しくなりました。

 

気持ちが新たになり、心にある蕾が花開こうとしてるとき。

侑ちゃんが歩夢ちゃんに届けたプレゼント。

でも、それは侑ちゃんだけじゃない。侑ちゃんが”みんな”と作ったステージ。

そこで侑ちゃんだけじゃない。

 

ありがとう”みんな”

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歩夢ちゃんの中での気持ちが新たに芽生え始めたからこそ言えたんだと思う。

 

歩夢ちゃんをイメージして作ったステージ。花言葉も考えての飾りつけ。

まさに「みんなで届ける思い」 

 

みんなから歩夢への気持ちが黄色のガーベラ

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可愛くて純粋で

いつも頑張っていて

そんな歩夢ちゃんが大好き

 

11話の感想で僕は述べました。

「どんなことがあっても歩夢ちゃんを応援するだけ」

 

まさにそれがファンの声。

いつも頑張っているから。真っすぐで。純粋で。

それが歌や言葉から強く伝わってくる。

僕はこの台詞がとても嬉しかった。歩夢ちゃんに一人のファンとしての声が届いているような気がして…すごく嬉しかった。

 

前に進むって、大切なことが増えていくってことなのかな

 

スクスタ内でのガーベラの花言葉

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この疑問を侑ちゃんに問いかけたのも、きっと歩夢ちゃんの中で決意が固まったからだと思うし、侑ちゃんの想いや夢を聞く態勢となったから。受け入れられる。もう逃げない。

 

 

侑から歩夢への気持ちがピンクのガーベラ

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変わらぬ想い。

みんなで何かを成し遂げたい。それがスクールアイドルフェスティバル。

でも、みんなの想いの中には「侑にしかない歩夢への想い」があった。

それがあのピンクのガーベラ。

 

 

そんな変わらぬ想いを受け取った歩夢だから

新たに目覚めた約束。

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それはきっと、離れていても、別々の道を選んでも…

想いは繋がっている。

約束の場所はきっと見えている。

 

今までありがとう

 

それは別れじゃない。今の自分になれたことへの感謝。

みんなを信じることができた歩夢ちゃん。

音楽の道を進む夢をみつけた侑ちゃん。

  

これまでの侑と歩夢の絆ではない…新たな二人の絆。

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もう涙なんか見せない溜息なんてつかない

夢叶えるその日まで

ーーーSay Good-Bye 涙/上原歩夢(CV:大西亜玖璃)

 

 

あの日見せた涙も、夢を叶えるその日まで見せないと、歩夢ちゃんの中で決めたのかな。

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同じ場所で見た景色や抱えていた想いも、同好会の出会いや二人の経験がたくさんの出会いを生み、経験を重ね、視野を広くしてきた。

だから、あの時にはない笑顔があった。

始まりの場所は、一つのゴールとなって、新たな始まりの場所となった。

 

あの定期も、もしかしたらその暗示だったのかもしれない。

定期は区間とルートが決められていて、そのルートでトラブルや障害があっても「迂回」ができる。

侑ちゃんと歩夢ちゃんを繋ぐ想い。

遠回りをしたけど、侑と歩夢の想いは二人それぞれの夢を互いに応援すること。

同じ場所に辿り着いた。

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そして決めたそれぞれの道。

 

でも、きっとまた同じ場所に戻ってこれる。

そう信じられるのが、これまで見せてきた歩夢と侑の絆。

 

 

別々の道を選んだ人

約束の場所は見えてますか

ーーーRe:Dreamer/シド

 



*クロージング*

開花宣言の歌詞引用だったりと、12話は本当に「上原歩夢」の回でしたね。

1話以上に…いや、1話も12話も実は歩夢と侑の回だったのかななんてふと考えました。

でも本当に良かった。

歩夢ちゃんもだし、(推しと推し頼むからぶつからんでくれ…)と思った矢先のこの展開は本当にうれしくて胸がいっぱいでした。

でも、僕は11話で抱いた気持ちを変わらず持ち続けて正解だったと思います。

歩夢ちゃんの道を信じるだけ。どんなことがあっても歩夢ちゃんを応援する気持ちは変わらない。

それを自分でも証明してくれたしアニガサキも証明してくれた。そんな気がしました。

 

アニガサキも残すところあと1話。

気が付けば本当にあっという間。

思えばこの感想記事も、最初は突発的に始めたものでどうせ三日坊主だろうと思っていたものが、12話すべて放送から3日以内に完成させるという勝手に決めた自分ルールを達成し続けてきました。

あくまで自分の感情を記録するためのものとして綴っているだけですが、拝読してくださりありがとうございます。

最後まで駆け抜けていきたいと思います。

Crazy About "You" - 11話から得た感情

思うことはいろいろあります。

 

10話で思ったことや感じたことがより鮮明になった。

僕が感じたものをざっくり述べるならこれです。

 

菜々…せつ菜は大好きを広げたい。

大好きが溢れる世界を作りたい。

せつ菜として叶えたい世界を作ろうと周りが尽力してくれて、最終的な決定権が菜々にある。

自分の叶えたい世界を自分が決める。

前に前に進んでいるせつ菜。

 

一方で歩夢はみんなと叶えたい夢以上に侑と叶えたい夢。

目指す未来も歩幅も方角も違ってる。

侑がいればそれでいいって。その一心だった。

でも、歩夢は侑の言葉を全て聞いていなかった。

自分の想いばかりをぶつけようとしていた。

一方的なところ…それはあるかもしれない。

でも、この物語…どの描写が歩夢の心情となっているのか。

そんなこと分かるわけがない。

歩夢の気持ちは歩夢にしか分からない。

言葉にしなきゃ分からない。

 

でも、それでいい。

歩夢は、歩夢として進んでいるし、性格云々以上に思っているもの。

抱えているものがきっとある。

そうじゃなきゃ歩夢は歩夢の曲を歌えていないはずだし、歩夢は歩夢じゃないと思う。

歩夢は誰かの夢を叶えたのか。誰かの夢の一部になったのか。

そこを問い詰めたところでその先には何がある。

自分で答えなんて見つけられないし与えられてもいない選択肢に悩む必要なんて何もない。

 

考えたところでどうにもならない。

僕は、僕が信じた上原歩夢という女の子の進む道を見届けるだけ。

11話で歩夢にある蕾が開く…閉ざしていた何かが開く瞬間を迎える時が来てほしい。

 

 

 

それに、見たくない。

歩夢とせつ菜がずっと背中合わせみたいでいることが。

10話の時も思った。

 

歩夢もせつ菜も大好きなのに。

二人が並んでいるところで。

なんでこんな気持ちを抱えないといけないのか。

この先もそうあってほしくない。

二人が同じ道を同じ歩幅で進んでほしい。

 

せつ菜と侑。

歩夢と侑。

 

それぞれ違う共通点や意気投合するところはあるかもしれない。

そうであっても進むべき道はきっと同じ。

そうであってほしい。

未来を信じるしかない。

 

見えない壁や遠ざかっていそうな距離を無くしてほしい。

 

ただ二人が心から笑いあっていてほしい。

 

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それだけ。

Piece of a broken heart - 10話から得た感情

10話の展開、歩夢推しでありせつ菜推しである自分にとってはいろいろ思うものがありました。

これまでソロとして展開してきた物語が新たな局面を迎え、ここから同好会が目指す場所はなんなのか。

これまで積み上げられてきた1×9の物語が生み出すものはなんなのか。

推しを軸にいろいろと紐解いていきます。

サムネをこれにしたのも「敢えて」です。

 

 

*せつ菜にとって侑の存在*

夜の音楽室で奏でられたメロディが、侑のときめきの形。

侑にとってのときめきの始まりは消えていなかった。

消えるわけがないだろう。

自分でメロディを起こしてみるくらいの感動と衝撃。

そのメロディが形を大きくした。

 

始まった時のときめきをずっと大事にしていたから。

 

せつ菜ちゃんの歌が聴きたくて

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きっかけや動機はたったそれだけのものだった。

それだけかもしれないけど、侑にとってCHASE!の存在がどれほど大きく、侑の心を突き動かしたのかなんて侑にしか分からないこと。

でも、せつ菜は自分の力が侑の力になっていて、それが大好きを叫べないまま自分を押し殺して生きていたかもしれない未来から今のせつ菜にする力となった。

せつ菜の想いが、侑の未来を変え、せつ菜の未来を変えた。

侑、そして同好会の仲間に支えられて今のせつ菜がいる。

 

いつか、侑さんの大好きが見つかったら今度は私に応援させてください

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優木せつ菜が届けたい大好きが溢れる世界。

菜々でありせつ菜である葛藤。

そして誰かの好きを委ねられる存在。

 

どこまでも全力で叫ぼう

ありのまま見せてよキミ色

・・・

誰かが否定をしたとしても私は絶対味方だから

―――LIKE IT! LOVE IT!/優木せつ菜(CV:楠木ともり)

 

せつ菜はこの物語の中で着実に「大好きに溢れる世界」という野望を叶えるための一歩を進んでいる。

大好きを叫ぶこと。そして大好きを受け入れること。

せつ菜の叶えたい未来が生まれ、その先にあったのが誰かの叶える未来を見てみたい。

 

未来を拓けたのはせつ菜だけではない。

 

自信を持って自分を表現したい

 

ベッドの上でリラックスしたい

 

ライブでダジャレをぶちかましたい

 

来てくれた人みんなと、手を繋いで踊ったりしたい

 

離れた人とも繋がりたい

 

本気の私を見せる

 

これまでの物語の中でそれぞれが見つけて向かうべき未来を見つけられた。

それぞれが成長し、それぞれが成長した先で誰かの成長に繋がった。

同好会一人ひとりが紡いだ未来。

それまでの物語を見て、知っているのが侑だった。

すべてを見ているわけではないが、同好会メンバーの行動や言葉から見出せたものがあった。

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VIVID WORLDでの色鮮やかな光の柱は、もしかしたら侑にしか見えなかった景色だったのかもしれない。

 

そして、侑しか描けない未来。

 

私たちに見えるのは、ステージからの景色だけですから。

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スクールアイドルが発案するのではなく、一人のファンが決める未来。

そこにあったのが「スクールアイドルフェスティバル」

たくさんのときめきが集まったらすごいことになる。

みんなと作り上げる未来。

一人のサポーターでありファンがやりたいこと。

大好きと大好きが集まれば新しい大好きに繋がる。

 

新しい大好きが生まれる。

 

しかし、その中で「みんな」に向きを定めたことで“ズレ”を感じずにはいられなかった。

それが、歩夢だった。

 

 

 

*歩夢にとって侑の存在*

 

夢を追いかけてる人を応援できたら、私も何かが始まる。

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スクールアイドルフェスティバルが、侑の見つけた始めること。

同好会でそれぞれなりたい憧れ、目指したいもの、叶えたい夢。

ときめきを失わず進み続け、応援し続けて積み重ねてきた想いがあったから、侑にとっての夢の始まりが「スクールアイドルフェスティバル」だった。

みんなのためのお祭り。

その「みんな」が歩夢の中にある心のズレとなる引き金となったのかもしれない。

 

 

侑の中では「歩夢“も”いる」

歩夢の中では「侑“しか”いない」

 

侑の「みんな」という言葉の中には、ソロとしての活動に賛同し、ソロでの成長を見続けてきたから「1×9」の「みんな」を描こうとしている。

始まった瞬間から変わり続けた侑の環境や見てきたもの。

それ故に、侑が持っているものは「Dream with You」から「Dream with “Us”」に変わったのかもしれない。

それは「あなたとの夢が集まってみんなの夢となる」を意味するもの。

だから歩夢のことだって当然ちゃんと見ているはずだ。

 

しかし歩夢が生んだものは「Dream with “You”」。

あなたと見たい夢がみんなとの夢に変わったら「同好会が一つの“9×1”となり上原歩夢という存在が薄れてしまうのではないか」と考えたのかもしれない。

 

私の夢を…一緒に見てくれる?

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いつだって私は、歩夢の隣にいるよ

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歩夢は侑と見たい夢があったから。侑の力になりたかったからスクールアイドルを始めた。

はじめは歩夢と侑だけの夢だった。

それが侑の中で「あなたと私の夢が、みんなと私の夢」に変わっていた。

歩夢が侑に過去の話をよくする理由。

それは、歩夢が侑との未来を見るのが怖かった。

この先にある侑と誰かの出会いが、侑の気持ちを変えるのかもしれない。

そんな懸念や恐怖。見たくない現実から少しでも背けたい姿勢があったのかもしれないと考えた。

 

「みんな」が生んだ二人のズレ。

言葉の受け取り方が違えば発する言葉も変わってくる。

 

そしてせつ菜と意気投合する侑。

表情が曇っていたのは

「侑が目指そうとしている未来と歩夢が目指そうとしている未来が違うかもしれない」

という不安から出たものなのかもしれない。

歩夢はズレを薄々勘付いていたのか。

見たくない現実が訪れることを察知したのか。

 

少なくとも、全員の心が一つになっているとはとてもいい難い状況であるのは明白だ。 

 

おまけ:俺的10話爆死ポイント

①推しの顔面が良すぎる

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②真夏の夜のパラダイス

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ニジガク…

頼むから息子をイライラさせないでくれ。

 

 

 

*クロージング*

歩夢ちゃんは「あなたと私」

せつ菜ちゃんは「みんなと私」

相反する二人。

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僕はそんな二人に惹かれました。

それぞれにある好きになれた理由があるけど、それはあくまで自分を基準と見た歩夢ちゃんとせつ菜ちゃん。

歩夢ちゃんから見たせつ菜ちゃん。

せつ菜ちゃんから見た歩夢ちゃん。

 

それは絶対違うものです。

当然侑ちゃんを軸としても同じことが言えます。

おそらく11話では歩夢ちゃんと侑ちゃんは何かしらの形でのぶつかりがあると予想しています。

変わらなければいけないのは歩夢ちゃんだと思っているし、侑ちゃんと歩夢ちゃんが同じ想いを持つ「Dream with You」を生んでほしいと強く思います。

 

歩夢ちゃんの進んできたこれまでの道。

みんなといること。あなたとだけじゃなくてみんなといる。

切磋琢磨できるライバルで仲間。

それから歩き始める今まで以上の歩夢ちゃんの新たな一歩。

 

歩夢ちゃんが届けてほしい歌。

ここで切ってほしいカードがある。

 

僕はそれを見てみたい。

これは展望以前に個人の望みってだけです。

でも、歌詞がぴったりというか今出すならここだろうなって思うから…

 

みんなの夢、私の夢。

 

辿り着く場所は…きっと同じはず。

 

譲れないもの - 9話から得た感情

ここは…本当の弱い自分を抱きしめてくれた場所。

 

果林ちゃんにとっての虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会という居場所が、自分を曝け出すことができ、その未来を見据える心に確信を持たせてくれる場所。

冒頭の台詞が持つ意味。それを紐解いたのが9話のストーリーのように思いました。

 

 

*果林の心の強さと脆さ*

果林の持つ広い視野とこれまでの同好会をオブザーバー的目線で見てきたから言えたことが

 

本気で立ち向かうメンバーを選ぶべき

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一度崩壊しかけた同好会から立て直しまでを遠くから見てきた。

これまでの動きを第三者目線から見てきたからこそ、私情に流されずに進める。

余計なことを言わず、最小限のそれとない言葉を告げてきたから同好会のズレた軸を修正する大きな役割の一部を担っていた果林。それをおそらく彼女自身は理解していたのかもしれない。

だから仲良しごっこや遠慮をしたところで自分たち同好会のソロで進もうという道を決めたところに迷いを生じさせるのが嫌だった。

やっと同じ方向で進める道筋を生んだのにまたすれ違いや衝突を起こすのが怖かったのではないか。

そんな警戒もあっての果林が踏み出した言葉だったのかもしれない。

 

そして果林の強さ。

それはやはりフェスという場所で魅力を最大限に発揮したことだろう。

フェスの観客は様々で、お目当てのアーティストを応援に来る人もいれば新境地開拓といった新しいアーティストやグループを発見する場として訪れる観客もいる。

初めはバラバラだったサイリウムの色。

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気が付けば一色に統一されていた。

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それも果林のパフォーマンスが大多数の観客の心を奪った証なのかもしれない。

3000人規模のフェスで、そのステージを一つの色に揃えるのは並大抵の力じゃできないことだと思うし、モデルといったキャリアだけでなく、スクールアイドルとしての魅力を発揮した果林がこれまで培ってきた朝香果林としての全てを発揮したから魅せられたパフォーマンスであり見せることができた景色だったのかもしれない。

 

しかし人間誰しも完璧じゃない。弱いところだってもちろんある。

 

方向音痴なところ。

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可愛いと自覚してないところ(弱いところか?)

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そして大きな舞台の前で怯んでしまうところ。

より高みを目指す果林が、これまでクールを保ってきたから弱いところは見せられない。

選ばれたからにはちゃんとしないといけない。それが果林自身の言った「足枷せ」になっていたのかもしれない。

強がりだからかもしれないし、果林は弱いところを見せたくない。それだけだったのかもしれないが、それが同好会メンバーにとってはある意味で安心したところであり、より果林に心を近づけることができたのかもしれない。

 

 

 

*仲間でライバルとライバルで仲間*

努力しなきゃ、ライバルに追いつけない

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8人のステージを見てきて、皆が成長しているからこそ自分も負けてられない果林のプライドや悔しさが宿っていたのかもしれない。

誰か1人だけが選ばれる。それに情け無用。 

そこが仲間であり「ライバル」の瞬間。

 

ではライバルであり「仲間」の瞬間。

 

お互い切磋琢磨していかなくては成長できません。それなのに私は、"また"皆さんに迷惑をかけたくなくて遠慮してました

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友達とか親友を超えた 切磋琢磨できる仲間さ

ーーー夢への一歩/上原歩夢(CV:大西亜玖璃)

 

果林ちゃんに似合うと思ったんだ

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隣にいたメンバー

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気付けば無数の仲間たちに支えられていた。

果林の不安を受け止めてくれる仲間が。

ライバルは「敵」じゃない。助け合ってこそのライバル。

果林が履き違えていたのはもしかしてそこだったのかもしれない。

だから「なんで」という言葉が出てきたのかと考えた。

それがある意味果林の弱いところであり、同好会メンバーが支えるべき果林の背中。なのかもしれない。

そんな仲間たちがいたから、果林のパフォーマンスは輝いたのだろう。

 

瞳に灯す輝きを導くように。

 

 

 

*惹かれたのは輝き*

生まれたのはトキメキ。

 

ーーー届け、トキメキ。

 

では届けたいものがトキメキだったとして、あの時高咲侑の瞳に宿った光はなんだったのか。

ときめいちゃった!…が、あの表情で瞳に宿るものだとしたら。

 

生まれたのはときめき

惹かれたのは輝き

あの日から変わり始めた世界

ーーーTOKIMEKI Runners/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

これまでにない大規模なライブ会場でのパフォーマンスに心奪われたのか。

9つの光を目の当たりにした先の未来が少し見えたのか。

高咲侑の感情がどうなのかは分からないが、TOKIMEKI Runnersが高咲侑の感情だとしたら、あの日変わり始めた世界が1ステップ先を進んだのかもしれない。

スクールアイドルに出会った瞬間に生まれたときめき。

そして惹かれた輝き。

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その輝きが果林のステージにあったのか。

 

 

 

*今後の展望*

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同好会としての私たちは、まだ何も成し遂げていません

 

朝香果林が今回のステージに選ばれた理由。

ここからは推測の話。

8人がソロとして動いていて、ラストピースを探していたから。全員で…同好会としてのステージを構成するにはそれぞれのパフォーマンスを理解する必要がある。

そして、8人のステージを見てきた朝香果林。

彼女がラストピースとなり9人のステージが完成するのであれば…

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そこに辿り着くのもある意味で納得がいく。

自分たちが第三者目線で見ているから、物語の構成上そうなるのは必然と言えるが、冒頭で全員が抱いてた共通認識が「ソロ以上に同好会としてあるべき姿」であったからこそ、ソロが集まり一つとなる上でのカケラを求めていた。そこに当てはまったのが朝香果林だったのかもしれない。

自分以外を推薦するという形を取った結果、満場一致で朝香果林だったとしたら、それこそ同好会メンバーの持つ共通認識や目標に合致するはず。

同好会のある意味でオブザーバー的ポジションだった朝香果林がステージに立つ意味を見出す為に。

 

9色の光。

そして冒頭で映し出されたあの場所。

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ここから導かれる曲が自ずと見えてくるはず。

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僕自身がそれを望んでいるからかもしれないし、それを望んでいる人は一定数いるはず。 

 

 

 

 

おまけ:俺的9話爆死ポイント

①推しツーショット

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お久しぶりでございまぁぁぁぁぁぁす!!!!!(CVフグ田サザエ)

 

 

②菜々×せつ菜ハイブリッド
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・・・・・・・・・・・・・え????????

そしてこれですよ
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身長差!!!!!!

せつ菜ちゃんって意外とちっちゃいからこの身長差を見ると実はちっちゃい子なんだなって理解できるんですよ。

ちっちゃいせっちゃん好きなんですわ・・・・

 

でも、冒頭の台詞。せつ菜としての何かフラグ的なものは感じましたけどね・・・

 

 

④これを待っていたぞ朝香果林
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俺好みの女ぁ!!!!!!!!!

 

 

*クロージング*

9話を終え、それぞれの物語が一通り流れていきました。

気が付けば物語もある意味で第2章に進むのかもしれませんね。

最後に果林ちゃんを取っておいたのも、先に述べたように同好会にとってのラストピースとなるべき存在だったからなのかもしれません。

 

ちょっとした余談というか、この感想ブログを書いてきての筆者の心を。

 

最初はノリというか、1話の感想を書いてみてそれで終わりかな。

なんて思っていました。

それが段々と「自分の中でこの形でやってみよう。」

「とにかく自分の思ったこととか感情を記録しよう」

そう思ったから毎回”感情”というワードをタイトルに入れています。

感情は感想以上に突発的かつある意味で儚いものだと思うから。

それを閉じ込める感情のボトルとしてブログを活用してきました。

 

我ながらよく9週連続も書ききったような気もします。

でもまたこれは通過点。

所詮一人のオタクの感情文ですが書こうと思えたのは読んでくれている方がいるからです。

この場でお礼を申し上げたいと存じます。

 

そしてこの先も、好きなように自分のペースで進んでいきます。

ほうき星・・・それはシドがくれた希望の歌


シド 『ほうき星』


慣れない日々の中で 少し疲れたら

ここに帰っておいで 君のホームへ

 
見えない明日に怯え 道に迷ったなら

君が信じた道 ただ照らすよ

 
夜空にほうき星探すように

その胸に光る夢を散りばめて

 
だから今を描こう

なによりも大切な今を

戻れないならゼロを楽しもう

また始めよう

 


まるで別世界に放り出されても

戸惑いの連鎖に染まらないで

君を煽り続け出し抜こうとする

本当の敵はきっとあいつじゃない

 
喜び悲しみも乗り越えた

この繋いだ手は誰も剥がせない

 
君に会いたくなった

どうしようもなく伝えたい

理由なら他にはいらない

今日も歌うよ

 


だから今を描こう

何よりも大切な今を

戻れないならゼロを楽しもう

また始めよう

 

 

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12月23日にニューシングルがリリースされることが決定し、先駆けで配信されたのが「ほうき星」

このほうき星という曲が一人のファンである自分に与えたもの。

もらった力。そしてこれからに対しての考え方。などなど、感じたものがたくさんあったので、こうした形でほうき星の感想を綴ることにしました。

この記事を読んでる方全員がシドを知ってるなんて思っていませんし、寧ろこの記事をきっかけにシドの曲に興味を持ってもらいたい。

これまでのシド、そして今のシドを知ってもらいたい。

そういう想いも込めました。

 

*シドとファンの距離*

シドはとにかくファンとの時間を大切にしてくれる。

ファンとの出会いを大切にしてくれる。

そしてファンとの絆を大切にしてくれる。

そして「また会いたい」という気持ちにさせてくれる。

 

その究極が「シドのファンで良かった」と思えること。

僕はそんな嬉しい気持ちに何回なったか分かりません。

嬉しい気持ち。喜びをシドの音楽で感じ取れる。

シドがくれるメッセージがとても嬉しいんです。

 

シドが会いに来てくれること

いますぐ君に会いに行こう

距離も時も超えて会いに行こう

ーーーいちばん好きな場所/シド

 

シドと出会えたこと

何も知らない君と僕が巡り合えて

こうして同じ夢を見るきっと普通の奇跡

ーーー普通の奇跡/シド

 

シドとの時間に終わりはないこと

幸せなことに僕たちは離れても何度でも会える

抱きしめあったこの温もりを胸に歩いて行ける

ーーー光/シド

 

そしてシドという帰れる場所があること。

嘘や争い期待 迷いとか疲れたなら

ここに帰っておいで 気休めで一時で構わないさ

ーーー微熱/シド

  

君にとって特別な場所でありたい願うよ

ーーー涙の温度/シド

 

いろんなメッセージをいろんなメロディに乗せて届けてくれる。

今回のほうき星でも、シドという帰れる場所がある。つらいことや苦しいことがあってもシドの音楽という出会いの始まりがある。

それをシドが教えてくれた。

帰れる場所であり、そこから新しい一歩につなげる希望を見出してくれる。

そんな力がほうき星にはあると感じました。

未曽有の状況で、ファンもどうすればいいのか分からない。会いたいに会いに行けない。そんな苦しみを少しでも和らいでくれる。

微熱の歌詞にも あるように、つらくても「シド」という唯一無二のホームがある。

 

 

シドのVocalマオさんはこのほうき星発売に向けてのインタビュー↓

 

シド『ほうき星』インタビューPart1「ファンは自分をゆるしてくれる存在」 | ぴあエンタメ情報

 

その中で、ファンという存在について明言しており

 

最初は「応援してくれている人」でした。

そこからいいことも悪いことも一緒に経てきて「見守ってくれている人」に変わってきて…

最近では「成長させてくれる人」という一面もあるので、いろんな存在に変わってきています。

 

これまでのファンとの絆や築いてきたものがあったから「今を描こう」と歌えた。

「戻れないならゼロを楽しもう また始めよう」と歌えたのも、シドがファンという存在に勇気づけられて、変わることができて、新しい形を今からでも生み出せるという気持ちになれたからだと感じています。

でも、このマオさんが抱いた気持ちやファンの存在は「ファンがシドを見てきてそう変わった」からだと僕は思います。

最初は応援。それから成長を見守る。そこから貰ったものを糧に自分の人生に活かしていく。

それはシドだけじゃない。ファンも同じだって強く思います。

ファンをちゃんと見てきたからこそ、ファンの気持ちが分かるしそれを自分のものにしてきたシドがファンと同じ気持ちでいてくれる。それがファンの成長にも繋がりシドの成長に繋がってお互いの強い絆を結んで歩いてここまで来たんだな…とふと思うものがありました。

 

 

 

*シドの"悔しさ"と"叫び"*

ただ、ほうき星で感じたのはシドがくれたファンとの絆や喜びだけではありません。

僕は初めて聴いて、歌詞を耳に入れたとき…特に2番の歌詞でですが、「シドの悔しさ」と「叫び」を感じました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まるで別世界に放り出されても

戸惑いの連鎖に染まらないで

君を煽り続け出し抜こうとする

本当の敵はきっとあいつじゃない

 
喜び悲しみも乗り越えた

この繋いだ手は誰も剥がせない

 
君に会いたくなった

どうしようもなく伝えたい

理由なら他にはいらない

今日も歌うよ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コロナに対する殺意というか悔しさ剥き出しなのが良いなと思いましたね。

戸惑いの連鎖に染まらないで

本当の敵はきっとあいつじゃない

これは僕の勝手な推論ですが、コロナではなく「こうさせた社会」だと考えます。

逆かもしれませんが、きっと伝えたいことは「悔しさの意味を履き違えないでほしい」だったのかな…と。そんな悔しさとか心の奥底を突いたシドの歌詞というのもなかなかに珍しく、面白いものだなと感じました。

 

そして

 

この繋いだ手はもう”剥がせない”

 

とてつもない力強さを感じたんです。

「剥がせない」ですよ?

「離せない」ではなく「剥がせない」ですよ?

 

見えない敵にファンを離されてたまるか。

これまで17年間培ってきた絆を簡単に離せるわけがない。

もうシドとファンの絆はがっちり強く結ばれている。

だから「離せない」ではなく「剥がせない」なのかなと思いました。

 

そしてシドの「叫び」

 

君に会いたくなったどうしようもなく伝えたい。

理由なら他にはいらない 今日も歌うよ

 

何をすればいいんだろう。でもできることは歌うこと。

ただ会いたいから。それを今ただ伝えたい。

これはシドの願いでもなく行動以上の叫びと感じたものがありました。

めちゃくちゃストレートに、がむしゃらに今できることを考えるより動こう。

それが歌詞にはっきりと現れている。シドのファンを思う気持ちからの爆発した感情。それが2番にたくさん詰まってるように感じました。

 

 

さて、ほうき星についていろいろ綴りました。

 

歌詞を中心に感想や感情を綴っていますが、メロディは正直言葉で説明できるほどの音楽的知識を持ち合わせていないのもありますが、はっきり言うと

「一回でも聴いたほうが早い。自分の心でシドのメロディを感じてくれ」です。

いちばん上にURL…動画ページ載せたので、まず聴いてみてください。

 

 

今回僕が「希望の歌」と銘打った理由としては…

これまでのファンがシドの絆を失うかもしれないなんて絶望しなくても大丈夫だ。

という一面と、これまでシドの音楽に触れたことのない人がシドというバンドによって救われる何かがあるかもしれない。

という既存のファンも新規のファンも一つになれる。そう感じたからです。

 

シドをよく知らない方へ。

これまでの文を読んでみて

・シドとファンとの絆ってすごいんだな。

・もう構成されているコミュニティだから新参者は入りにくいかな…

なんて思った方、いませんか?

 

大丈夫です。

 

先に述べたように、シドは新しいファンも待っています。

寧ろファンの僕…僕以外のファンもきっとそう思っている人はいます。

どこから始まろうと遅いなんてことはないんです。

いつだっていい。

それがシドとあなたの物語の始まりだから。 

 

12月23日発売に3曲全て新曲のシングル「ほうき星」が発売になります。

残り2曲も近々先行配信があるようなので、また視聴して、感じたことはこうしてブログに綴っていきたいと思います。

 

少しでも…この小さな場所から一人でも多くの方にシドを知ってほしい。

そんな一心で執っている行動です。

 

1月14日にシドの結成記念日に配信ライブが開催されます。

チケットは3000円です。

会場に足を運ぶのが難しい今。シドに興味があっても現地に行くまでは…と思ってる方。

是非、今のシドを見てください。

ちょっと名前くらい知ってるとか、あの曲歌ってる人たちだよな…

そんなぼんやりとしたシドのビジョンをここでクリアにさせてみませんか?

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※この配信ライブの宣伝、しばらくほうき星関連のブログで同じこと言います。

自分が自分であるために - 8話から得た感情

スクールアイドルになること。

自分であること。

スクールアイドルを演じること。

 

見せかけの自分であること。

 

しずくは一人しかいない。

自分は自分にしかなれない。

 

そんな自分を自分が遠ざけていた。

 

あなたの理想のヒロインになりたい

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あなたはしずくを受け入れらますか?

自分が自分を受け入れられないしずくを…

本当の自分を曝け出せないしずくを。

 

 

 

*しずくの守りたいもの*

しずくには苦しみがあった。

 

みんなと少しだけ違う。

ただそれだけのことだったけど、私はいつも不安だった。

誰かに変な子って思われたら…嫌われたらどうしよう。

いつもそんな風に怯えていた。

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しずくの気持ち。僕は凄い分かるし共感ができる。

metromorningway.hatenablog.com

嫌われるのは怖い。

だから自分を曝け出せない。

苦しい。自分が分からなくなる。

自分らしさっていったい何なんだろう。

 

それでもしずくには守りたいものがあった。

自分が好きになった昔の演目や、好きなものを。

「演じる」という形によって、本当の自分を隠してでも。

それがきっと自分が守れる。演じることが守れるになったことから

 

愛されるスクールアイドルを演じたい

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守りたいものを「演じる」ことで自分を支えてきた。

 

でもそれは本当の気持ちで向き合っているのか。

本当の気持ち…自分を曝け出せない。

誰も理解してくれない。

理解してもらおうとしなかった。

自分が分からないまま。

演じることに慣れすぎて、自分でいることが分からなくなった。

 

 

 

自分を偽っている人の歌が、誰かの心に届くわけがない…そうでしょ?

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演じているときが一番堂々としていられるの

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現実と向き合い、現実から目を背けるしずくが同時に存在している。

黒と白という対称の色は、超えたい自分と見せかけの自分じゃないかと考えた。

 

しずくが抱えていた葛藤。

自分が自分でいられないこと。

 

 

そんなしずくに手を差し伸べたのが…

 

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自分が嫌なの?

 

近い存在の1年生だったのかもしれない。

 

 

 

*1年生の絆*

おそらくしずくの心境を理解できて一番近しい存在が同じ学年であるかすみと璃奈なのかもしれない。

同好会の活動以上に同じ学年だから過ごす時間は多いはず。きっと2年生、3年生には見えない時間があれば絆があるはずだ。

何気ない時間の中から、しずくの心にある鎖を解くヒントを得ることができるかもしれない。だからその為に遊んだり時間を共有した。

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エマが果林の心を段々と開いたように、同じ学年で距離が近い関係だからこそできる方法もある。それは3年生も1年生も手法は同じということなのかもしれない。

璃奈は表情にうまく出せなかったけど、自分らしさを失わず新しい自分らしさを表現できるようになった。

 

きっと…今のしずくちゃんも、しずくちゃんだよ。

私もちょっと同じだったから分かるんだ。自分のことが嫌な気持ち。

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そしてそれは愛さんがいたから変われた。

愛を強調していた。

そして璃奈がかすみの背中を押したのは、いの一番にしずくの変化を察知して、その相談を同好会ではなく「1年生だけで」処理したという行動にあると思う。

同好会で盛り上がっている雰囲気を壊したくないというかすみなりの気遣いなのかは分からない。でもかすみは自分と向き合って、自分らしさを見つけて、先へ進めた。

ヒントを得て、自分で見つけた。でも、同じ同好会で同じ学年の璃奈が確信を持っていなかった。主役降板という情報が無くともしずくの表情の変化を見抜いた。そこからの信頼が璃奈の行動につながったのではないだろうか。

一人なんかにさせない。そんな反射の心がかすみを動かしたのかもしれない。

 

そしてかすみとしずくが向き合う時。

あの時、しずくが発していた言葉は「自分の心」の言葉であり、これまでの回想では「演劇のワンシーン」を「演じる」だけ。

かすみが心の鎖を解き、台詞を「しずくの心で訴える言葉」に変えた。

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しず子も出してみなよ。意外と頑固なところも意地っ張りなところも本当は自信がないところも全部。

もしかしたら、しず子のこと好きじゃないっていう人がいるかもしれないけど、私は…桜坂しずくのこと大好きだから。

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残り数話控えている中で、虹ヶ咲のアニメにおいて好きな台詞暫定1位かもしれない。

それくらいこの台詞全てが好きすぎる。

大半のどうせよりも少数の期待を尊重するのが中須かすみであり、それがしずくに欠けていた観点。

 

しずくが苦しい思いをしていたことを分かっていたから、かすみもあの場で顔を赤らめるくらい言いたいことを曝け出したんだと思う。

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素直な気持ちが素直な心を生んだ。それが中須かすみにしかできないことだった。

 

そんな心の鎖が解かれたから、自然と流れた一しずくの涙だったのかもしれない。

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もう一度始めよう

 

現実と向き合い、現実から目を背けていたしずくが一つになった。

そこから始まる桜坂しずくの再出発。

 

もう見失ったりしない…私だけの想いを。

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おまけ:俺的8話爆死ポイント

①歩夢ちゃん

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…………………はぁ……好き。

 

②Solitude Rain


いや、楽曲良すぎしずくカッコ良すぎしずくま可愛すぎ。

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何これ?

 

 

 

*クロージング*

自分を曝け出せない苦しさ。

それはきっと抱え込んだことのある人、経験をしたことがある人ならこのしずくの気持ちを理解できるはずだと思いました。

自分も実際にそうだったから。

最初は分かって欲しいが段々と自分さえよければどうだっていいに変わって…

でもふとしたきっかけで自分を曝け出せるチャンスが戻ってきたり。

そんな自分の苦しみを乗り越えたしずくが求める理想のヒロイン。これから先のしずくが魅せる物語がとても楽しみですね。

 

ふと思ったのが、しずくはせつ菜をどう見ているんだろうということです。

大好きの気持ちを曝け出せなかった。でも今は大好きを曝け出している。

しずくの境遇はせつ菜も似てる…ように感じましたが

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(にじよん#13)

似てるようで微妙に違う。だから答えを導いたのが1年生。

だったのかもしれませんね。

 

 

 

自分を曝け出し、近い存在のメンバーが救いの手を差し伸べてくれる。

8話にある物語が……虹ヶ咲にもありました。

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